2017年7月23日日曜日

イタリアの話を聞いた

私は何でも長く使う性格で、
ですから選ぶのはデザイン的にも物理的にも長もちするもの。
20代のころから自分で服だバッグだ靴だの買うようになって、
結局、長くもつのはどこかといったら、
イタリアものとイギリスもの。

イギリスものは、デザインがどうとかいうよりも、
長く使う前提で作られているものが、
特に老舗のブランドでは多いと思います。
バーバリーしかり、マルベリーしかり。
1度買ったらずっと持っていようぜという気概を感じさせられるものが多い。

一方、イタリアものは、デザイン、質ともに長もちさせるタイプには向いている、
というのがここ最近の結論です。

ということで、きのうはミラノに住んでいたことがあって、
ファッション関係の通訳もしたことがあるクライアントさんが来たので、
イタリアの話をいろいろお伺いしました。

それを聞いて、
イタリアはモノづくりは半端ないし、命をかけてるし、
人々にはそれに対するリスペクトもあるし、
販売する人も違うし、やっぱりすごいなと思ったのでした。

その中で、ブランドによって、
イメージしている女性像が全然違っていて、
そこのブランドの服を着ることによって、そのイメージに近付くことが可能っていう話になって、
「カヴァリの服を着たら、本当にモニカ・ベルッチみたいになった!」
という言葉を聞いて、本当にそれはそうだなと思いました。
(まあモニカ・ベルッチに私はならないだろうけれども)

ブランドによって理想イメージがバシッとあって、
それを着れば本当にそうなれる、
それがイタリアの服であるなと。
その理想イメージは市場調査なんかして導きだしたものなんかではなくて、
あくまでそのブランドの好みというか、姿勢で出したもの。
だから、それぞれブランドで違います。
モニカ・ベルッチみたいな理想のところもあれば、
そうじゃないところのもある。
それを選べるし、着ると本当にそうなるのがイタリアのブランドの面白いところ。

あと面白かったのはは、
ミラノに住んでいた当時、コレクション間際になるとランウェイのモデルのオーディションがあり、
「ダヴィデ像みたいなモデルがたくさんいて、それは息ができないほどだった」という話。
それはすごいね。
いくらイタリアだって、実際はダヴィデ像みたいな人がぞろぞろ歩いているわけじゃないから、
それがたくさん集まったら、さぞや空気が濃そうです。
特にアルマーニのモデル選びのセンスはいいそうで、
メンズのコレクションを見るならアルマーニだな、と。
先日、KENZOのメンズのコレクションを見ていたのですけれども、
モデルの選抜が???だったので、これからはアルマーニをまじめに見るとします。

ああ、面白いな、イタリア。
フィレンツェに行ったとき、全部の絵を見ないで、わざと残しておいた絵があるので、
それを見に行かなきゃ、ですね。



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