2017年7月20日木曜日

シンボルとしての蜂

最近、蜂がモチーフのデザインが多くなってきました。
グッチやディオールも蜂です。
なぜ蜂を使うかというと、
はちみつが大好きとか、蜂ってかわいい、とかではありません。

蜂は通常、豊かさのシンボルです。
そのほか統制みたいな意味もあります。
あと、昔、私がシンボルについて習っていたとき、先生が
「蜂はパレスを作った」と言っていました。
いったい蜂がどうやって、どんなパレスを作ったのか、
質問したのですけれども、答えはうやむやで、
今でも蜂が作ったパレスについては謎です。
しかし、蜂というのは何かしら豊かなことに関係するのです。
こうやって、あからさまに富について主張しないというのはファッションであり、
美術であり、おしゃれです。

一方、先日、クライアントさんから、
「高見せ」という言葉があると聞きました。
詳しい内容も意味もわかりませんが、
大体察するに、
安いものを高く見せる、みたいな意味でしょう。
これはもうファッションでもおしゃれでもありません。
貧しい心の持ち主の見栄を張るための方法です。

それにしても、
「高見せの女」とか、
「着やせの女」とか、
そしてさらに「コスパがいい女」とか、
そういうのを皆さん、ご所望なのでしょうか?

なんか並べて書いたら、お笑いのコントのテーマみたいじゃない?
お笑いの養成学校で先生が、
「は~い、皆さん、今から2人一組になって、コスパがいい女でコント作ってください!」って、
言ってそうじゃない?

みんな、そういうのがいいんだ。
そうなんだ。
ふうん・・・。

ちなみに、猫は西洋の文脈では、はっきりした意味はないと思う。
犬は?
犬は、そうねえ、黒い犬と言ったら、鬱を意味します。
あと危険を教えるのも犬かな。


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