2017年7月12日水曜日

本当に売っていないという状態

自分の望む完成像を思い描いて、
その絵を完成させるために必要なピースを探していくのが、
方法論がわかってから残りの人生の作業になります。

ジグゾーパズルを思い出してみてください。
たぶん箱のふたに完成したときの絵がある。
そして箱の中には完成させるためのピースがすべてそろっている。
しかし、私たちのワードローブは、箱の中にピースがそろっていないので、
それを外に探しに行かなくてはなりません。
そして、そのピースがそろえばそろうほど、それはスタイルになります。
私が提案しているのは、このスタイルの確立のための方法論。

一方、望む完成像の絵などなく、
やみくもにピースを集め続け、ワードローブへどんどん突っ込んでいく人たちもいる。
それはそれでそのときは何とかなるけれども、
それではスタイルにはならない。
ならないけれども、毎日それでもやってはいけます。

しかしどう考えても、この二者のピースの探し方は違ってきます。
前者は絵を完成させるために何か自分に最適なものを探す。
後者は、流行っているとか、お勧めとかを探す。
多くの人は後者で、そのための情報はあふれています。

このときにどちらが探しているピースにたどり着きやすいかと言ったら、
それは後者になります。
全体としての絵がないのだから、値段とサイズが合えば、それで構わない。
条件が少ないので、それだけ見つかる確率も高いでしょう。
だから当分のところ問題はない。

一方、前者が探しているピースは、
それはなかなか売っていないです。
そんなの滅多なことではないです。
ないから時間がかかる。
けれども、スタイルの確立のためにはそれを探さなければなりません。 

本当に売っていないとはこの状態のことです。
やみくもに何かを買おうとするなら、
たくさん売っている。
けれども、自分のスタイルを確立するための最後の1ピースは、
なかなか売っていないのです。
そして私たちはそれを、死ぬまでずっと探し続けることになるでしょう。


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