2017年6月17日土曜日

ファッションとシンボル(ゾディアックとタロー)

ゾディアックとは黄道十二宮のことですけれども、簡単に言えば12サイン。
もっと簡単に言えば、さそり座、射手座とか、そういうもの。
タローはタロットのフランス語読み。

この前のディオールの2018クルーズ・コレクション、
また妙なシンボルが描かれているなと思ったら、
やはりタロットの図柄で、ディオールはゾディアックとタロットの図柄がとてもお好き。
理由は、ムッシュー・ディオールがタロット使いで、
よくタロットをしていたからだそうで、
ファッションとアストロロジーとタロットは切っても切れないというか、
とても縁が深いです。

シャネルもいつも「しし座の女」と言うし、
5という数字はしし座がゾディアックの5番目のサインだから。

それから新しいグッチのコレクションの図柄もタロットでした。

これらがなぜこうなるかというと、
西洋においてファッションは、あくまでも西洋の美の伝統の流れの中にあるからで、
そうだとしたら、ゾディアックとタロットで扱うシンボルは避けられないからです。
日本の人が思うよりもずっと、彼らはそれに詳しいはず。
そうでなければ理解できないから。
(ちなみにこれらシンボルがわからないと、フィレンツェに行っても全く意味がわからないですよ)

それから、流行周期について。
私は最近、思うのですけれども、
あれも彼らは知っていて仕掛けているのでしょう。
つまり、次の周期を占星術的に予測して、
それでデザイナーを交代させる、ということをやっていると思います。
だから交代が早いし、先のトレンドを早く打ち出すことができる。
後追いだったら、これは無理です。
逆に言えば、早いから一般大衆がついてくるのはそれから3、4年後ということになります。

この件についてバカにする人がいることは知っていますけれども、
そこでバカにした時点で、ヨーロッパの美の伝統を全く理解していないな、ということです。
ヨーロッパの真のインテリ層は、
一枚上です。
ハイブランドを引っ張っていくような本当のインテリたちは、そこまで理解している。
それはヨーロッパの美の系譜にしっかり組み込まれているからです。


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