2017年6月16日金曜日

ファッション・フォトグラファー

絵になるとか、客観的とか、俯瞰して見るとか、
そんなことは、言葉にはしてみなかったけれども、
当たり前なのに、多くの人がそれが理解できていないことが不思議だったのですけれども、
ここでファッション・フォトグラファーの重要性という問題が出てくるのではないかと思います。

というか、日本のファッション誌では、ファッション・フォトグラファーが重要な位置づけではない。
ファッションと絵は一体なので、
これは切っても切り離せない関係なのですけれども、
ある特定のファッション誌しか見てこなかったなら、
そんな存在にすら気づかないでしょう。

私は美術とか写真とか映画とか、そんなものばっかり見ていたので、
絵としてぐちゃぐちゃなファッション誌は買う気が全く起こらないから買いませんでした。
けれども多くの人が、絵としてどうこう考えていないファッション誌ばかり見てるようですから、
絵になっているか、なっていないのかというのがわからなくなるというのもうなずけます。

やはり日本の雑誌は商業主義に陥っていて、
売ることが目的で、読者の欲望を刺激する(または心理的におどす)ことに一生懸命なのかもしれません。

ではどうしたらいいかといったら、
これも同じ。
勉強すればいいだけ。
優れたファッション・フォトグラファーの写真を多く見ればよいのです。

でもそんなのはどこで見れるのか?Vogueなんて買わないよ、と。
まあ買わないでしょうけれども、
実はハイブランドの広告の写真はみんな優れたファッション・フォトグラファーの作品。
名前のクレジットこそないけれども、大物ばっかりです。
だから今すぐできることは、ハイブランドの広告ページをよく見ることでしょうか。
マリオ・テスティーノも、ユルゲン・テラーも、ティム・ウォーカーも、
そして今だったらグッチはぺトラ・コリンズとか、
(ハイブランドじゃないけれど、アバクロはいつもブルース・ウェバー)
そんなのは全部広告で見れます。
そういうのをまじめに見ていればよいと思います。


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