2017年5月31日水曜日

命短し恋せよ乙女


グッチのリゾート2018コレクションがおとといありました。
年4回もコレクションをやるってとても大変です。
休む暇がありません。スタッフも多いのだろうけれども。

さて、会場はフィレンツェのウフィッツィ美術館。
ボッティチェルリの「ヴィーナス誕生」やピエロ・デラ・フランチェスカがあるところ。
もちろんそのほかにもいいものがたくさんある。
最高なところ。

そこで相変わらず、「ルネッサンス」です。
その中世みたいな衣装、もう何とかしない?
というわけです。

で、会場のシートに
“How beautiful our Youth is
That’s always flying by us
Who’d be happy let him be so:
Nothing’s sure about tomorrow.”
と刺繍がされていたそうです。
これはメディチ家です。

塩野七生さんの解釈によると、
日本の「ゴンドラの唄」は、
このメディチ家のロレンツォ・イル・マニフィコの「バッカスの歌」の反映だそうです。

そして「ゴンドラの唄」は、黒澤明の「生きる」という映画で、
志村喬がブランコをこぎながら歌っていた、あの歌です。

つまり、若くはないとしても、
今の美しさを楽しみなさいよ、
ということです。

ファッションについて理解するというのは、
こういうことです。


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