2017年5月24日水曜日

「メットガラ」を見てきた

時間ができたので、「メットガラ ドレスをまとった美術館」を見てきました。
アナ・ウィンターは「プラダを着た悪魔」を見て以来、
すごくイメージが悪かったのですけれども、
決断力が早い、仕事ができる人でした。
きっとそのことを厳しいだの、冷たいだの言う人がいるんだろうけど、
ああじゃなきゃ仕事にならない。

見てよかったです。
ここには「ファッション」がありましたから。
ファッションが好きで、考えて、リスペクトして、
勉強して、調べてというその一連の流れ。
それは、キュレーターのアンドリュー・ボルトンが
サンローラン財団で本物のモンドリアンドレスを見たときのあの感激ぶりがすべてを表しています。
男だから着られないんですけれども、
本物に触れたというだけで、
それだけうれしいんですよ!
こっちの人たちが本物で、
自己顕示欲の塊の人たちが、
インスタグラムにアップさせるため、安い服を2、3回着て捨てるというのとは、
全く違う。

あと、例えばアンドリューがゲイでパートナーが出てきたり、
(ちゃんとパートナーデザインの服を着ている。首の後ろになんかついているんでわかる)
リアーナが最も称賛されていたりと、
ファッションの多様性を示すために、さりげなくそういうシーンを入れていく、
ここには、あなたの肌には何色しか似合わないとか、
「どうして結婚しないの?」と聞いてくるとか、
そういうのはないの。
それは、ファッションじゃ、ないの!

それにしても、1924年と1925年のドレスの裾丈についてうんちくを語るゴルチエ先生にも
驚いた。さすが先生はよく勉強していらっしゃる。

情報量が多くて、映画で1度見ただけでは見落としがたくさんあるのですけれども、
充実の90分でした。
ニューヨークは全然興味がないのですけれども、
メトロポリタンミュージアムだけは行ってみたいなと思ったのでした。
以上です。

そうそう、アンドリューはデヴィッド・ボウイのファンと見た。なんか仲間のにおいがする。
で、最後にかかった曲がWild is the Windのカバーだった!


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