2017年5月23日火曜日

量産型スタイル女子の謎

ファッションについて観察したり、考えたりしていると、
女性性、男性性について考えざるを得ません。
なぜああなるのか、
疑問がいつも湧きあがります。
目下の疑問は、ある一種の量産型スタイル女子と、
おじさんおばさんスタイルについての疑問です。
なぜああなるのか?

先日も、BMWに乗る男性(20代)1人に対して、
ほとんど同じようなスタイルの女子3人という組み合わせを見て、
あれはいったいどういう意味なのだろうかと、疑問を持ちました。
なぜああなるのだろう?

女子たちはブラウスにルミネの上の階で売っているような、ひざ丈のポリエステルジョージェットの
ひらひらした感じのパステルカラーのスカート。それにナチュラルストッキングにパンプス。
余りに差異が少ないので、どれが誰だか私には区別がつきませんでした。

あの謎の格好はどこからきたのだろうとずっと疑問に思っていましたが、
先日、出先でテレビを見る機会があったとき、その疑問が解けました。
そのとき見たニュース番組のアシスタント女子のスタイルがあれでした。

この疑問は保持したままでいたのですけれども、
さっき読んだ、ユング派の心理学者の書いた本にその答えがありました。
あれはね、「パパに認められたい」ルックなのです。
父親から承認や励ましを受けず、冷淡、もしくはほとんど無視されて育った女性は、
過度に父親的なものに媚びるのだそうです。
そう考えるとすべて納得できます。
BMWも、テレビ局の上司も、「父親的なもの」です。

(しかし、媚びたところで、本当の承認は得られませんし、
本当に必要なのは承認ではなくて、自分の男性性の回復です)

では父親はなぜそれほどに娘に冷淡、もしくは無視をするのでしょうか。
それはリベンジのためです。
こういった父親は、母親から生産性が高いことだけを要求されて育ちました。
簡単に言えば、「稼ぐこと」だけです。(成績がいいこと、お金を稼ぐこと、どちらもです)
そして似たような妻と結婚しました。
つまり、いつでも彼は生産性の高さを要求されるのです。
こういう男性は、無意識に女性に対してリベンジします。

本当の自由はこの関係を逃れたところにあります。
誰かに承認を得るために服を着ている限り、
本当に好きな服を着るという体験はできないでしょう。



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