2017年5月13日土曜日

『パーソナル・ショッパー』を見た。


きのうのレイトショーで「パーソナル・ショッパー」を見ました。
あのね、これ、ファッション映画でも、なんか誰かをのっとる映画でもなくて、
ゴースト映画だから。
どっちかというと、ポルターガイストですから。
ルドルフ・シュタイナーの名前が出てきたり、
円形テーブルで、みんなで手をつないで降霊会をやったりする、
むしろマダム・ブラバツキーの、そっち系の映画です。

この中で、クリステン・スチュワートのキャラクターは、、
「あたし、着るものとか、どーでもいいから」という設定です。
だって、人生の目的はほかにあるし、そっちのほうが大事だから。
で、とりあえず作業しやすけばいいからっていうことで、
黒いジーンズにアディダスのスタンスミスみたいなスタイルで出てくるわけで、
おしゃれに見えるかしら?とかのためにやっているわけじゃないです。
プジョーのバイクに乗って、荷物持って、パリの街を移動するのだから、
そういうキャラクターで、そういう目的で行動するから、
これでいいのです。


キャラクターがあって、その目的があって、シーンの設定があって、
その結果があのスタイルで、
そうじゃなかったら意味がない。
映画の中でクリステン・スチュワートが格好よく見えるのは、
このキャラクターが目的のために行動しているからで、
何々を着ているからじゃない。

日本の映画のサイトを見てからいったんで、
余りにも内容が違うのでびっくりしたのだけれども、
これを宣伝する人たち、本当にこの映画を理解していて、
それで好きなのかしら?
好きだとしたら、こんな嘘、言えないと思うのですけれどもね。

この映画のテーマは「スピリットはいるのか、いないのか」です。
最初から最後までそうです。

私は面白かったけれども、そうじゃない人もたくさんいるでしょうね。


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