2017年3月27日月曜日

美しい春の宵に

本当は1日何も予定がなく、
出かける必要もない日というのが私には必要なのですが、
ここのところずっとそれがなくて、
休みと設定した日も出掛けたりしていたので、
脳が本日、ダウンしたようでした。

そうなると、何も思いつかないし、
書く文章は皮肉っぽくなるし、
耳は微妙にふさがってくるしで、
至るところに、お休みしたほうがいいというメッセージがあらわれます。
ただ今はまだお休みできないので、
休む以外での脳の状態をアップする方法を、
私にとってそれはビタミンCの過剰摂取と音楽を聞くこと、庭に出て花を見ることなのですが、
実施したところ、さきほど持ち直して、
一瞬、終わらないかもと思った作業も終わりがちゃんと見えてきました。
昔から、ぎりぎり倒れるまでやる癖があるので、気をつけねば。

で、さっきお庭に出てゆっくりしてみたのですけれども、
今、スイセンとチューリップが咲いています。
桜が咲く前にチューリップです。

そう言えば、いつか言ったシシングハースト城の庭も、
チューリップとスイセンが一緒に咲いていました。
あの旅から帰って、
庭にたくさんのスイセンを植えようと思った私。
あのときに植えたスイセンは、
今その数をふやし、満開です。

疑いもなく、スイセンの球根を植えれば、花は咲きます。
私は全く疑わなかったので、花は咲いています。
花など咲かないとほかに誰も信じないとしても、
私はゆるぎなく信じてきました。
今でも。

認める人はいないかもしれない。
誰も見つけてくれないかもしれない。
それでもきっと球根を植えたことでしょう。

あのとき夢見た景色が今、自分の庭に出現した美しい春の宵。
パリでなくても、ロンドンでもなくても、
それは実現できるのだと、改めて思います。
信じる者だけが見ることのできる景色を、
今ここで見ています。