2017年3月6日月曜日

スカートは長く、そして衣食住にお金をかけない時代へ

パリコレクションが始まって数日、
長いスカートは完全に定着。
85年から95年あたりの、長いスカートの時代が戻ってきました。
私も大学生のころまではスカート派だったのですが、
その後、スカートが短くなるのと比例して、
スカートはかない派になっていました。
スカートが嫌なんじゃなくて、短いスカートが嫌なのでした。
またこれでスカート率を上げてもよさそうです。

さて、私は昔からなぜか経済について考えるのが好きでして、
定期的に経済の話を聞いたり、読んだりしているのですけれども、
次に起こりそうなのは、株の暴落と円高。
これ、私が言っているのではなくて、経済の先生が言っています。
まあ、不景気です。

そうなってくると、一般の人に必要なのは、
衣食住にお金をかけない暮らし。
理想は農家の人の暮らしとのことで、
私もそれは常々思っていたこと。

農家さんというのはふだんは非常に質素な暮らしぶりなのですが、
実はとんでもなく余裕があるのです。
なぜなら、食べるものはあるから。
自分たちの食べるものは用意できるというあの余裕が、
質素だけれども、独特の雰囲気をかもしだします。
(すごい質素なんだけれども、ベンツに初心者マークです)

なぜ衣食住にお金をかけないようにするかというと、
貯金をするためです。
いざというときの貯金です。

被服費は可処分所得の1割までは、私が勝手に言っていることですが、
貯金するならこれが限度です。
ちょっとぐらいの誤差はいいですけれども、常にこのラインを確認しながらお金を使わないと、
できないのは貯金。
これからは現金収入が増えるかどうかわからないので、
貯金を増やさなければいけません。

私は90年代にイギリスとフランスに旅行して、
例えばイギリスでは、市民がただ黙々と牧草地を散歩しているのを見たり、
パリでは、一番安いエスプレッソ1杯でみんながえんえんただしゃべったりしているのを見て、
ああ、これでいいんじゃんと思いました。
お金をかけなくても、豊かな人間関係が築けているのなら、
これだけで楽しいではないかと。

そのころ、私の大学時代の友達は結構羽振りがよくて、
例えば晩御飯を御一緒すると、そのたびに1万円が飛んでいったのです。
20代後半のころです。
友達に会いたい、けれどもそのたびに1万円、無理・・・
となって、だんだんと距離を置くようになったのでした。

でもパリやロンドンに行ったら、
お金をかけないで楽しくしている人たちがいるし、
特にパリで地下鉄に乗ったときは、
みんな、特に若い人たちは大した格好していないし、
オペラでさえ、え、そんな格好でくるの?というスタイルでしたし、
イギリスの田舎に行ったら、
もう格好なんてどうでもよく、
たまにローラ・アシュレーのドレスを着ればよし、程度。
毎日パーティーじゃないし、
ファッション業界の人じゃないんで、服なんてそれでいいのです。

で、多くの日本の皆さんもこれからは、
独自のお金をかけない楽しい方法を開発しなければなりません。
ただし、人間関係が豊かであるか、
人と付き合わないなら自然と付き合うか、
人とも自然とも付き合わないのだったら、芸術か学問に没頭するか、
どれかじゃないと、こういうときは楽しくないでしょう。

まだまだお金を使った楽しみに依存している人が多いですから、
独自でお金を使わないで楽しく生きる道を見つけましょう。
そうなってくると、地方は結構いいのではないかと思います。
なぜかというと、近くに農家がありますからね。

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