2017年2月3日金曜日

コンテンツが無料かどうかという問題

今、ある方面で、コンテンツが無料かどうかでもめていますね。
この問題、以前からときどき出てきて、
例えば、YouTubeでみんなが音楽を聞くから、
CDが売れなくなったとか、
CDなんてもう誰も買わないとか、
いろいろ言われています。

私に関していえば、YouTubeで好みのものを探すことはあっても、
音源は、最近はダウンロードで買っています。
昔はCDを買いまくっていましたが、場所ばっかりとるのでやめました。

で、私もうちにいらっしゃるクライアントさんたちに雑誌や本を買うかどうか
質問しますが、
95%ぐらいは「買わない」と断言されます。
買わないそうです。

そういう私も現在、雑誌はファッションレッスンの切り抜き用以外では買いませんが、
本に関しては、これもダウンロードで結構買っています。
昔みたいに1カ月の図書費1万円とか、そこまではいきませんが、
(あ、先月は図録も買ったんで、1万円以上使いました)
キンドルがなくてもパソコンの画面で結構読めるとわかったんで、
ここ数カ月はそれで買ったりしました。
特に、いつ届くかわからない洋書には適しています。
そうそう、洋書に関しては、キンドルで買うと、辞書機能がついていて、
単語を調べるのが簡単なんで、余計キンドルで買ってしまいます。

では、本や雑誌は買わないイコール文章を読まないかというと、
そうではないのですよね。

ネットの世界も、昔よりずっと情報量がふえ、
ブログもサイトもHPもたくさんあって、
検索しても知りたいところになかなかたどりつかないことも多いですが、
そんな中でも、私のブログのアクセス数は増えています。
みんな、何かに飢えているのね、と思います。
つまり、お金を出すつもりはないけれども、
無料だったら読みたいのよね。

で、コンテンツ無料問題ですが、
けっこう昔ですが、ファッションレッスンを受けた方から、
「ブログの内容と同じだった」という、クレームでもないけれども、
何かご不満な感想をいただいたことがあります。

私はどこにもブログと違うとは書いてないのですが、
ご不満だったようです。

それ以降、説明していますが、
ファッションレッスンは、私が売った時間の対価として料金が発生しているわけです。
ブログは課金制じゃないので、
無料で公開していますが、
私が提供するレッスン時間は無料じゃありません。

あと、よく使う比喩として、
例えば、ミスチルのライブに行ったとして(行かないけど)、
ミスチルが、CDと全然違う曲ばっかりやったら
困るでしょう?
全部知らない曲だったら、それはおかしくないですか?
それと同じです。
ミスチルはCDと同じ曲を歌うでしょうし、
対価は、ライブであるということに発生したのです。

それで何が言いたいかというと、
コンテンツというか、情報の無料化は今後も進むだろうし、
その流れは止められないでしょうけれども、
時間とかモノとかが無料ということはないでしょう。
また、そのコンテンツを作るのにエネルギーが使われていないかというと、
そうではありません。
時間もかかっているし、お金もかかっています。
それを作っている人は、生活するためにいろいろ買わなければなりませんし、
保険料や年金、税金を貨幣で支払わなくてはなりません。
ですからそれは空気のように、自然のシステムによって無料でできたわけではありません。

そこを勘違いすると、
ブログと同じとか、
音楽にはお金を払わないとか、
そういう意見が出てくるのかな、と。

そればかりではなく、空気みたいに無料だからと、
「まとめ」とか「MERY」みたいなところで、勝手にそれを売るという行為も起きるのでしょう。
(それが原因で、私もブログを書くのがすっかり嫌になりましたが)

コンテンツが無料問題は、
そこを空気のように取り扱ってしまって、
作り手をリスペクトする気持ちが見られない限り、
必ずやもめることでしょう。


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