2017年1月9日月曜日

どんな人のデザインがいいってなるのか?

後ほどとか書いていて、
違う仕事をしていたら、すっかり夜になってしまいました。

きのうは、日本は購買層である女性と若者をないがしろにしてきたので、
そのつけを払うでしょうね、というところで終わりました。
では、作る側はどうなのでしょうか?

きのうたまたま見ていたら、
桐島かれんさんがプロデュースする、ハウス・オブ・ロータスが、
新たにサザビーのグループに入って、
二子玉川にショップがオープンするというニュースを見ました。

実は、あれはいつだったかな、
ハウス・オブ・ロータスが麻布の古いおうちで営業していたころ、
1度行ったことがあります。
靴を脱いであがるスタイルの、本当に普通のおうちでした。
そこには、かれんさんが世界各地で買いつけてきた、
いろいろな雑貨が売られていて、珍しいものばかりでとても楽しく、
なんか小さいものを1つ買って、帰ってきたのを覚えています。

で、新しいハウス・オブ・ロータスは婦人服も扱います。
たしかかれんさんって、エスモードも行ってたんですよね。
(今見たら1年で中退していた。ついでに上智も中退していた)
だから、服作りは全く関係ないわけじゃないと思います。

でも、関係なくはないけれども、
だからといって、アパレル業界でキャリアを積んだ方ではありません。
そうじゃない方が、新たにサザビーと契約しているわけですよ。

何回か書いたけれども、
もう普通の企業内デザイナーなんて、魅力ないのですよ。
どういう人がいいかというと、
ライフスタイルも含めて提案できる人です。
ファッションだけじゃだめなんです。
ほかに何かないとだめなんです。

で、私が好きなガーデンデザイナーの吉谷さんもアズ・ノウ・アズと契約して、
服のデザインをしていますが、
吉谷さんは、庭というのが大きなコンセプトとしてあります。
また、吉谷さんはイギリスに7年とか住んでいたので、
ブリティッシュテイストもあります。

桐島かれんさんは、もっとエスニックというか、インドや中近東のものがお好きなようで、
そちらのテイストですが、
いずれにしても、服だけじゃありません。

で、そういう人たちは外部から持ってくるしかありません。
企業内デザイナーなんて、
朝から晩まで蛍光灯の光る会社の一室に缶詰ですから、
魅力のかけらもありません。
というか、あんなふうにはなりたくない。
絶対になりたくない。

アパレル産業は、デザイナーも育てませんでした。
だから、外部から持ってくるしかない。
しかも、ファッションだけではもう魅力的ではありません。

そういう意味では、男性デザイナーはちょっと不利かもしれないですね。
だって、男性デザイナーのライフスタイルなんて、
憧れないものね。

憧れるライフスタイルその他があってやっと提案できる。
そんな時代に入ってきたのだと思います。


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