2017年1月15日日曜日

コロニアルスタイル

ここ数年続く亜熱帯のような夏の日本に
似合うスタイルは何だろうという話しになって、
一番近そうなのはコロニアルスタイルかもしれないということになりました。
コロニアルって、まあ植民地のっていう意味なんで、
自慢げに言うものでもないですけれども。

どんな感じかと言えば、
ちょっと古くて申し訳ありませんが、
カトリーヌ・ドヌーブが出ていた「インドシナ」という映画とか、
「ラマン」での衣装とか。
麻のジャケットとか、ドレスです。白やエクリュの。
で、男性は麻のスーツ。
(昔の日本にはいたけれども、今は見ませんね、麻のスーツの男性)

ああいうスタイルをメインにして崩していく、みたいな感じが、
服としてもだらしなくいけるのではないかと。

というのも、桐島かれんさんのハウス・オブ・ロータスも、
どうやらコロニアルスタイルを意識しているみたいなので、
興味深いです。
かれんさんはインドに買い付けに行ったりするので、
フレンチコロニアルではなくて、ブリティッシュですが。

それとは別の話になりますが、
きのう、マリア・グラツィア・キウリの
2017年春夏のディオールのコレクションを拡大した絵で見ていて、
なぜザリガニの刺繍なのかわからなかった、その意味がわかりました。
月と、吠える2匹の犬と、水と月というのは、
これはタロットの図柄です。
そのほかにも、ラッパを吹く天使の刺繍もあって、
これもそう。
よく見ていたら、悪魔や太陽も出てきました。

ゾディアックやタロットの図柄は、
何度も書いていますが、
西洋美術を理解する上での基礎知識なんです。
ザリガニと犬ね、あ、それは月ねと、
ならなければいけないのです。
そしてファッションといえども、
そういう体系の上に作られています。
つまり、それがわからないと理解できない。

簡単にわかった気になったらそこで終わり。
まだまだ終わりはないのです。


☆「ファッション・レッスン」「IH(キネシオロジー)」等、各種セッションのお知らせはこちらです。