2016年12月25日日曜日

クオリティ・オブ・ライフ

アパレル一部上場ブラック企業で死にそうになったとき、
この後の人生をどう過ごしたいかについて、
さんざん考えました。
そのときに考えたのは、最も大事なのは時間、という答えでした。
とにかく長時間労働は嫌でしたので、
そのような働き方だけは絶対にしない。
またそれを最も人生の優先事項にするために、
お金の使い方の優先順位をはっきりさせ、
削るところは削る、使うところは使う、
としました。

その結果、削ると決めたのが被服費と外食費、
それから美術展や舞台を見るお金でした。

もちろんその前に、
多くの人と同じような価値観で生きていたら幸せを感じることはできないので、
それには惑わされないようにしました。
価値観を全とっかえしないと、これはできません。
(その惑わされないようにした結果とも言えるのですが、
私にとってクリスマスはクリスチャンのための行事の意味なので、
私はクリスチャンではないので特別何もしませんし、だからといって、何とも思いません)

その結果、年間の予算をきっちり立て、
それにのっとってお金を使いました。
お金をかけないでどうやっておしゃれするかもすごく考えていたので、
その間、たいしたものは着ていませんでしたが、
帽子を作ったりなんかして(その帽子は今でもかぶっています)、
やり方がわかってしまえば、それでどうにかなりました。

また、日本で美術展や舞台を見るお金を最低限にして、
行けるときは海外に行き、そこでまとめて絵やら、舞台やらを見ました。
(私の計算だと、毎月ぽろぽろと使うより、それをまとめて海外旅行するほうが安い
という結果でした。それは本当にそうです)

お金をかけないで自分で工夫し、生活の質を維持するというこの試みのおかげで、
いろいろな能力を得ることができました。
例えば、誰かをおもてなしする際に、前菜、メイン、シフォンケーキとタルトも作れるとか。
家の壁のペンキ塗りもできるとか。

多くのことはお金で解決できますが、
それではその人の実力にはなりません。
ケーキをいつも買っていたら、ケーキを作れるようにはなれない。
不便とか、お金がないとかは、
これらの能力を身につける絶好のチャンスとなります。

人生の質は、つまるところ、時間の使い方のことでしょう。
そして、それを何に使うか、自分で決められること。

今年もあと1週間。
ぎりぎりまで頑張ります。

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