2016年12月16日金曜日

それ、ワントーンじゃないから。

きのう出先のお店でほんのちょっと待っている間、
そこにはテレビがあって、
お昼の番組が流れていました。
スタイリストだかなんだか知らないけれども、
その人とタレントさんだかなんだかがお買い物して、
「コーデ」とやらを作るらしい内容でした。
(ちなみに、私の文章を読んでいる皆様はご存知かと思いますが、
私は「コーデ」という言葉を絶対に使いません。)

で、そのでき上がった「コーデ」とやらが、
「ワントーン・コーデ」とかいうものでした。
しかし、そこに映し出されたのは、
ワントーン、
つまり、明度と彩度が1種類しか使われていないコーディネイトなんかでは全然なく、
明るいのやら、暗いのやらが混ざっているものでした。
それって、単なる茶系のグラデーションなんじゃないの?
っていうか、ひょう柄のバッグ持たせてるから、黒も入ってるんで、
茶系のグラデーションですらないじゃん。

で、ほかの人はそれを「ほお、すばらしい、すてき」みたいな感じで見ていました。
誰も、
「それ、彩度と明度、1つじゃないから。明度のグラデーションだから」と、
突っ込んでいませんでした。
なぜ?

ワントーンとするならば、例えばすべてグレイッシュでそろえましたとか、
ヴィヴィッドでそろえましたとかしなければなりません。
グレイッシュだったら、グレーがかったピンクとブルーとグレーそのものです、とか。
けれども明度は一緒です。明るさはすべて一緒。あざやかさも全部一緒。

この徹底的に間違っているワントーンを真昼間から、
さも正しいかのように教えているテレビ番組を見るにつけ、
こんなテレビ番組は見ないに限るなと、思いました。
嘘を教えている。
ああ、恐ろしい。


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