2016年12月11日日曜日

コートがビッグシルエットになって

ものすごく昔に1度書いたかもしれませんが、
コートがビッグシルエットになって、
ウールの素材のバラエティが復活しました。
ウールモッサ、フェルト、ツイード、シャギー、アストラカンなど、
いわば紡毛です。
特に2000年以降、紡毛が淘汰されてしまって、
生地はほとんど梳毛になってしまったのでした。
ウールは、それでは面白くありません。
ツイードとか、シャギーとか、モッサとか、
そういうのがなくちゃ、ウールは面白くない。

しかしこの間、こういう素材がほとんど使われなかったのですから、
ウールの生地屋さんは相当苦労されたと思います。
15年以上、干された俳優みたいで、
廃業してしまったところもあったのではないでしょうか。

先日ちょっと電車に乗ったら、
こういったウールの素材のコートの人が増えていて、
なんだかとても新鮮でした。
冬はこうでなくちゃね。

ウールのバラエティが豊かになったので、
次はそこに付け足されるストールやマフラー、
それからブローチなんかも、再びクローズアップされます。
ウールに輝きがない分、艶があったり、
きらきらするものがいいですね。
ツイードのコートにラインストーンのブローチなんかいいなと、
思います。

生地にバラエティがあるほうが、ファッションは面白いです。
そういう意味では、2000年から14年ばかり、つまらない時代だったと思います。
まだあと10年ぐらいはこの状態が続きますから、
今のうち楽しみましょう。



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