2016年11月24日木曜日

人生がよくなるほうへお金を使いましょう

私はいつも、被服費は可処分所得の1割までと言っていますけれども、
これは私が勝手に決めた割合です。
根拠は以下のとおりです。
大体、家賃と水道光熱費、通信費などで可処分所得の半分はいくと思います。
次に食費。
最近だったと思いますが、多くの家庭のエンゲル係数が25パーセントというの統計がありました。
食費が可処分所得の4分の1です。
家賃等と食費でもうすでに75パーセント。
残りは25パーセントです。
ここから交際費、教養娯楽費、貯蓄、そして被服費となるわけです。
25パーセントしかないのですから、多くても被服費は1割です。

で、これはいらした方によく言っていますが、
お洋服にお金をかけたところで、人生はよくならないのです。
ブンカの学生のとき、
二十歳そこそこの同級生たちは、ギャルソンやら、ヴィヴィアンやら、ピンクハウスやら、
ばんばん着ていました。
ブンカは宿題が多くて、毎日夜中までやらないと終わりませんから、
バイトはほとんどできません。
ですから、これらの衣装代は親が出したものだと思われます。

私が仲良くしていた人も、なんだかいろいろ着ていました。
私はそれを見て、わあ、なんだかみんなすごいな、お金持ちなんだなと、
眺めていました。
(ちなみに、私はセールで買ったものしか着ていませんでしたので、
そんなコレクションに出るようなお洋服は着ていません)

でもそんな彼女も今では無印とか着ているのですよ。
あのままの勢いでどこまでいくんだろうと思っていましたけれども、
上がったのではなくて、どんどん落ちたのです。

それを見るにつけ、
あのお洋服に使ったお金、なんかほかのことに使えばよかったんではないの?と
思うわけです。

ブンカの学生の多くは、洋服にこそお金は使うものの、
そのほか、美術展を見に行ったり、音楽や映画に使ったり、
あんまりしないのです。
音楽、といっても普通に洋楽なんですけれども、驚くほど知らなくて、
いつも私が発表会用の曲を持っていっていました。
だって、みんな、知らないのです、音楽を。

ただもちろん、ブンカの学生ですから、
ファッションを目的化しても、悪くはないわけです。
それを職業にするつもりですから。
ただ、ファッションをやるにしても、
それだけではやっぱりだめなのです。
だめなので、仕事として続けられなくなってしまうのです。

そんな彼女たちを見ているから、
被服費の使いすぎはだめよと、警告しているのです。

もっと人生がよくなるほうへお金を使いましょうよ。
使い道はもっといろいろあります。
人生が豊かになったり、
ずっと後になってあのことがあったから今があると思えるような、
そんなことにお金を使ったほうがよいと思います。

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