2016年11月8日火曜日

選択するときの早さ

例えば、だーっとたくさん並んだ中から最もいいものを選ぶとき、
一点一点チェックするのではなく、
ほとんど数秒のうちに目的物にたどりつくというのが、
多くのプロのやることです。
美術品とか、骨董品とか、
まずは、ざっと見た中で瞬時に選別してしまいます。
その後で、細かいチェックに入る。

この瞬時の判断を「一目惚れ」と呼ぶかというと、
そうではない気がします。
「一目惚れ」という中の「惚れ」には、
どこか理性とは無関係な感じがしますから。
ただ、早さという点においては、それは同じです。
ですから、誰かが選ぶのを見て、
それが鑑識眼による瞬時の選択なのか、
単なる一目惚れなのかは、わからないでしょう。

見境のない一目惚れは失敗すると思いますが、
瞬時に選択したものではなく、
熟考の上、決めたものは、それはそれで後になって気に入らなくなるかもしれません。

ではどうしたらいいかというと、
理性的で、熟考が必要な部分と、
瞬時の判断が必要な部分を分けるのです。

例えば、理性的に、今年の冬はコートを買うという計画を立てておいて、
選ぶときになったら瞬時に判断、
判断したものについては、再び理性的に価格やサイズをチェックするなど、
しておきます。

これを全部、
何買うかわからない、
一目惚れした、
値段とか素材とか無視して購入だったら、
それは失敗すると思います。

これはすべてについて言えることだと思います。
計画と行動のバランスが崩れていると、
結局、うまくいきません。
財布の中身は有限ですから、
有効に使いましょう。