2016年11月26日土曜日

前例はない

昔から誰かに憧れるということはほとんどないのだけれども、
というのも、それよりも、何を食べたら具合が悪くならないかとか、
そのための時間配分とか、そんなことばかり考えているから、
憧れはないにしても、では前例はあったかというと、
それもなかったと思います。
今みたいな状況は、多分、誰も予想できなかった。

その前例のなさと、
予想できなかった、過去の未来である今と、
この2つが同時にあるときに、
さて、どうしようかということです。
さて、どうしましょうか。

きのう、日本の大手化粧品メーカーのHPを何かのついでに見始めて、
そこに何かヒントや示唆があるのではないかと、
少し探ってみたのですが、
驚くほどに、何もありませんでした。
けっこう大人なメイクアップアーチストの女性が、
二十歳そこそこの若い女性にメイクを教える場面ばかり。
その先が、ない。

いや、そんなことはないでしょう、
どこかにあるでしょうよと思って、
年齢が高めの設定のブランドのコーナーも見たのです。
けれども、そこにあったのはタマラ・ド・レンピッカでした。
タマラ・ド・レンピッカ。
もう何年も前に日本にきたときに見ました。
タマラ・ド、レンピッカの生涯や、その言葉が延々と紹介されていました。

タマラ・ド・レンピッカ、悪くはないですけれども、
むしろよいですけれども、
いい立地、つまり東京の中心部にあって、
資金も潤沢にあって、情報も集められて、アーカイブもあって、
それでたどり着くのがそこなの?
確かにタマラもこの前の世界金融恐慌をくぐり抜けてきているから、
今まさにお手本だわ!という、そういうこと?
(たぶん違う)

お手本も、目指すべきものも、全然なくて、
それでも山を登り続けなければなりません。
なぜなら、自分で滑落するつもりはないから。

じゃあどんなになりたいかなと、
着たい服については切り抜きを作れるけれども、
なりたい自分の切り抜きはできないです。
なぜなら、それはもう既に存在したものでなないからです。


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