2016年10月17日月曜日

文化を守り続ける国は強いと思う

このところ美術展やコンサート、舞台のことなど、
新ためて考えたりしているのですが、
きのう行ったコンサートなどを見るにつけ、
文化力をつけた国が最終的には強いのだと思い至りました。

イギリスへ行って関心するのは、
美術館が無料なこと。
寄付のボックスがあって、
お金を寄付できる人は寄付すればよくて、
できない人は、基本的には無料です。
ルーブルも無料の日があるし、
イタリアも、アート・ウィークは無料でした。

これは何のためにやっているかって、
最終的にその国の国力につながるからです。
文化的な国力。

これはもちろん今すぐにはお金にならないし、
お金になるかどうかもわからない。
そもそもお金のためにやっているわけではない。
けれども、結果的に、そのことが豊かさを生みだします。

きのうもコンサートを聞いていて、
文化的に何かを習得した人の強さを感じました。
そこには独特の感じがあります。

それから音楽でも絵でも演劇でも文学でもそうですが、
こういった芸術全般は、
見る人、読む人、聞く人がいないと成立しないもの。
幾ら練習しても、誰にも聞かせないのだったら、
存在しないのと同じこと。
だから、積極的に出ていって、誰かと会って、見せなければなりません。
それができるかがどうかが、趣味かそうでないかの差でしょう。
人との交流、しかも不特定多数の、知らない人たちとの交流なしに、
アートは成立しません。
知っている人だけに見せたなら、それは趣味の発表会ですから。

で、こういうことを続けてきた人たちには、
独特の強さがあります。
どんな風雨にも耐えるでしょう。

最近思うのが、
周縁の人たちが強くなってきているということ、
そして、中心だと思っていたところは、実はもう空洞だということ。
周縁と中心の逆転現象が、
これからはどんどん見られると思います。
とっても楽しみです!

☆「ファッション・レッスン」「IH(キネシオロジー)」等、各種セッションのお知らせはこちらです。