2016年9月27日火曜日

「関東大震災 震源は神奈川だった」の展示に行った。

先週末になりますが、
湘南くじら館さんの「関東大震災 震源は神奈川だった」という展示を見に行きました。
くじら館の小山田さんのおじい様が持っていた資料の展示で、
知らないことがたくさんでした。

関東大震災の震源地など、考えたこともありませんでしたが、
なんと、震源地は神奈川だったそうです。
ただ、被害が大きかったのは東京都。
なぜかというと、震源地だった神奈川県の南西部には、
まだまだ人が少なかったから。
犠牲者の多くは火災により亡くなったので、
家がまばらな神奈川県では、犠牲者数もぐっと少なかったということです。

その中で面白かったのは、
画家による復興絵ハガキです。
蕗谷虹児などの画家が、震災で家を失った家族を描いた作品がハガキになり、
復興ハガキとして売られていたそうで、
そのセットがいくつか展示されていました。
しかし、こんな悲しい絵を誰かのところに送るとは思えないので、
これは今で言うところのチャリティ目的でしょう。

またもうひとつ珍しかったのは、
当時の有名画家がスケッチと文章を寄せたアンソロジーです。
堂本印象や竹久夢二など、錚々たる画家たちが、
各自1ページにスケッチを、もう1ページに短い文章を寄せています。
こんなものも当時、出版されていたんですね。

なぜスケッチが多いかというと、当時はまだカメラが普及していなかったからです。
写真が撮れるのはごくわずかな人だけ。
ほかはスケッチに頼る以外ありません。
そこで画家が呼ばれたのでしょう。

そして地元の湘南地方ですが、
鎌倉のお寺の写真が多数ありました。
ほとんどのお寺が全壊しています。
神社仏閣の建築は、地震に弱いんですね。
地震が起きたら、神社仏閣に近づかないほうが安全です。

最後に、関東大震災から5年後に売り出された記念のコインみたいなものがありました。
そこには、
「緩んだねじを巻き戻す」と書いてありました。
まさに今の私たちがそうですね。
確かにねじが緩んでます。
巻きなおしましょう、ということで、有意義な展示でした。

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