2016年7月30日土曜日

黄色全滅


3,4年ぐらい前から、
私の中で黄色が流行っていて、
いろいろ黄色のものを集めています。
バッグやらストールやら、黄色です。
もともと緑寄りのカーキが好きなので、
黄色はとても合わせやすいのです。

また、この黄色、大流行りではありませんが、
グッチのドレスにも登場していますし、
いつかのコレクションの最後のあいさつに、
ミウッチャ・プラダがゴールドのような黄色いスカートであらわれました。
セリーヌも黄色のシャツを出していて、
このあいだ、思わず試着してしまいました。素敵な黄色いシルクのシャツでした。
(買わないけど)

先日、都会に行く用事があり、
小田急線、田園都市線、大井町線、目黒線と電車を乗り継ぎました。

私は黄色いバッグと黄色地にチェックの入った20年来使っている夏用のストールです。

で、電車を乗り継いで、新たな車両に乗るごとに、乗っている人たちを何となく観察しました。
平日の昼間で、小さいお子さんを連れたママもけっこういましたが、
色味が少ない、ということに気づきました。
あら、では黄色は?ということで、
黄色チェックを始めたら、
黄色全滅です。
黄色のアイテムは赤ちゃんが持っていたおもちゃだけ。

それからもっとよく観察すると、
全滅なのは黄色だけじゃなくて、赤もピンクもいません。
はっきりした緑もいません。
湘南あたりの電車に乗っていると、
こんなことはないのだけれども、
都会に近づくにつれ、見事に色がなくなっていきます。

多いのは白黒グレーのモノトーン、
ネイビーから薄いブルーのグラデーション。
小物はシルバーやゴールドが入りますが、
ほかの色だと、グレイッシュトーンが多い。

昔、日本のサラリーマンのおじさまたちが、
グレーのスーツばかり着ているので、ネズミみたいと言われていましたが、
今、そのグレーのトーンにサラリーマンじゃない人も参加しています。

こういうときはどうしたらいいか?
色を着たほうがいいです。
グッチのコレクション、見たでしょう?
時代の先を読む人の頭の中は、もうルネッサンスですよ。
仕事のときは、地味なものしか着られないかもしれないけれども、
お休みの日は、この不景気そうな、グレーのトーンから出ましょうよ。

日本人のファッションが色音痴になったのは、
80年代から90年代にかけての、
黒ブームからだと言われています。
あのとき、黒が素敵に見えたのは、
その前のカラフルな時代があったから、
そのカラフルに対するアンチとしての黒でした。

今、素敵に見えたいのなら、
黒とグレーの世界に対するアンチとしてのカラフルです。
ちょっとずつ、そちらにシフトしていったほうが、
だんぜんおしゃれに見えること、請け合いです。

☆写真:ダルマも黄色


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