2016年7月13日水曜日

「高慢と偏見」



わたくし、英文科出身ではないのですが、
一時期、ジェーン・オースティンにはまりまして、
日本語で読める作品は全部読みました。


ジェーン・オースティン、とても面白いのに、なぜにこんなに人気がないのかなというと、
題名が「自負と偏見」だとか、「分別と多感」だとか、
おしゃれとか、かわいさがなく、
本の装丁も、独特のババ臭さ。
でも、中身は少女マンガのプロットです。
題名だって、「Pride and Prejudice」 「Sense and Sensibility」とか、ほんとうはしゃれてるのに!
ああ、もったいない!

きのうの話の続きになりますが、
この「高慢と偏見」、きのうのコンカツ市場と「恋愛」の話なのです。

18世紀のイギリスでは、女性が職業を持つことはほとんどできません。
ですから、結婚しないで生きていくということは、今よりずっと肩身が狭かったのです。
しかも、持参金がある家の女性でないと、いい結婚は望めないという、
そんな時代のお話。

主人公のエリザベスは、そんなに大金持ちじゃない家の女子なのですが、
5人姉妹なので、父親が死んでしまったら、土地も家もなくなってしまいます。
ですから、母親は、早くこの5人姉妹をコンカツ市場で売り払おうと躍起です。

ただ、エリザベスの家は大金持ちとかじゃないので、
コンカツ市場では、安値で取引される可能性が大。
美人のお姉ちゃんだけ、大金持ちに高く売れるかも、ということで舞踏会に乗り出したりします。

そんな中、エリザベスの母親は、コリンズ牧師という最悪な独身男性と、
エリザベスを結婚させようとします。なぜなら、コリンズ牧師がエリザベスの家の財産相続権を持っているからなんです。
母親は、家とお金のためにエリザベスをこの最悪な牧師と結婚させようとするのですが、
そのとき、エリザベスは決意します。
「私は、もうこんなコンカツ市場から降りて、自分を安売りするのやめるから!」
(もちろんそんなせりふじゃないです)

じゃどうするの?って、コンカツはやめて、恋愛をします。
そして最終的には、好きな人と結婚するわけですね。
その中で、最悪だと思っていた相手が、実はいい人だった、みたいな発見があるわけです。

テレビドラマのシリーズでは、ミスター・ダーシーをコリン・ファースが、
そして、「プライドと偏見」という題名での映画化では、エリザベスをキーラ・ナイトレイが演じています。
絵としては、私はこのキーラ・ナイトレイのバージョンが好きですが、
話の筋をちゃんと知るためには、コリン・ファースのバージョンのほうがお勧め。
もちろん、原作を読むにこしたことはありません。

また、「高慢と偏見とゾンビ」という、この元の話にゾンビまで出現させたパロディの本もあり、
そろそろ日本でも映画が公開されると思います。
これもすごく面白そうです。



今、このトレイラー見てみたけど、
なんだかすごいことになっています。
見るかな、どうしようかな・・・
映画のオフィシャルサイトがありました。こちら。まだ何もない・・・

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