2016年4月5日火曜日

今じゃないとだめなものもある

去年からやめるという噂が出ていましたが、
エディ・スリマンがサンローランを去ります。
(後任はヴェルサスにいたベルギー人のアンソニー・ヴァカレロさんだそうです)
初めて、エディのサンローランを試着してみたときの衝撃が忘れられません。
きっといつか買うからね、と心の中で誓ったのに、
結局、買わずじまいに・・・
ああ、またか!
(もちろん、まだ買えるから、可能性がなくなったわけじゃありませんけど。
買わなかったのは、金銭的な理由ね。それだけね)

このところ、クリストフ・ルメール、アルベール・エルバス、
それからアレキサンダー・ワンと、どんどんデザイナーがかわっていきます。
エディ・スリマンもたった4年!大学と同じ!

そのときじゃないと、だめなものってあるんです。
今じゃないとだめなもの。
明日とか、来年とかない。

なぜなら進化するから。
そして目的を遂行するために、方法が変わるから。

目的は変わらない、
だけれども、方法は変わっていきます。
ずっと同じということはありません。
変化を受け入れるということのほうが、
実は筋が一本通っています。

人生の停滞は、変化を拒否することから生まれます。
仕事にしても、人間関係にしても、
変わってしまっているのに認めない、
それはむしろ退化です。
現状維持という退化。

面白いことに、人生は、変化を受け入れなくても進んでいきます。
そのまま、年をとるだけで。
それは自分で選択できます。

デザイナーの交代劇は、
彼らの変化のため、ではないかもしれません。
でも結果的に、変化せざるを得ない状況が待っています。
同じことを続けていたら、クリエイティブではありません。

いつでも今だけと思って、
もう来年はないと思って、
そうやっていかないと、
もう出会えない、
見られない。

私もワークショップをやるときに、
よく、またやる予定はありますかと聞かれますが、
つぎの予定なんて、ありません。
やるかもしれない、もうこれで終わりかもしれない。
もっと言えば、今の活動だってそうです。
ずっと続けますとは、宣言していません。

時には選ぶために何かや誰かと戦う必要もあるかもしれません。
そのために誰かに批判されるかもしれない。
けれども、何かに縛られて、自分の気持ちに嘘をつき続けるよりも、
そのほうがずっと一本筋が通っています。

そんなことを考える、4月第一週です。

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