2016年2月6日土曜日

着ていく場所がないという問題

きのうは久々に他人とファッション談義で盛り上がり、
またしても、素敵な服を買ったとしても、今の日本はそれを着ていく場所があまりにも少ない、
という共通認識で終わりました。

本当にない、です。
都会がその役目を果たさなくなりました。
表参道しかり、
銀座しかり。
特に、いい年の大人が素敵な格好をして行動する、
いわば舞台がないです。

それは、一目見てどこのブランドかわかるバッグを持っていく場所、
という意味ではなくて、
その人がそれぞれの「おめかし」をしていく場所。
(ユニクロにシャネルのバッグでは、逆にその精神の貧しさを強調します)

都会は、とにかくない。
では、地方はどうなのでしょうか。

幸い、私は湘南エリアという、
少し特異な地域に住んでいて、
服装も自由だし、どんな格好でも許容する地域なので、
案外、都会より、こちらのほうが舞台は作りやすいのかもしれないと
思いました。
その証拠に、今でも数多くのドラマが湘南を舞台に撮影されています。

それはどういうことかというと、
この地域には、カジュアルも、リゾートも、
おめかししていくレストランも劇場も、
仕事場もカフェもそろっていて、
こんなに狭い地域の中であっても、
探せばいろいろなシーンが撮れるということです。

そういう意味では、都会と古都が混ざったところ、
みたいなところのほうは、
今はよいのかもしれません。

湘南はちょっと別だとして、
着て行くところが本当にない、
という地域に住んでいる場合は、
そういうシチュエーションを作るしかありません。
例えば、なんでしょう。
デートとか?

そういえば、
先日、私が主催した、龍子記念館においての絵画鑑賞会、
皆さん、素敵な格好でいらしてくださいました。
私は特別ドレスコードは設けなかったのですけれども、
というのも、まずは絵をご覧いただきたかったから、
それでも皆さんがそれぞれ、自分なりのスタイルでいらしていたので、
とてもいいと思いました。
美術館という会場もよかったし、いいことです。

そんなふうに、
自分、もしくは誰かリーダーが、
何か機会を作る以外、なさそうです。

先日のマイナス金利も含めて、
ますます不景気になりそうな今の状況ですが、
なんとか工夫して乗り越えましょう。
ブランドのバッグや財布は買わなくていいから、
知恵と工夫です。
(そうそう、きのういらした20代のクライアントさんは、
お金をかけなくても、知恵と工夫で十分かわいくおしゃれでした。それでいいのです)

☆「ファッション・レッスン」「インテグレート・ヒーリング(キネシオロジー)」等、各種セッションのお知らせはこちらです。