2016年2月12日金曜日

サンディ・パウエル

映画「キャロル」を見てきました。
パトリシア・ハイスミス原作、
ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ主演。
そして、何よりも、衣装がサンディ・パウエルですから、
これは見ないわけにはいきません。

サンディ・パウエルは、アカデミー賞のノミネート常連で、
もうすでに3度もアカデミー賞はとっています。
(その1つが「恋に落ちたシェイクスピア」です)

もちろん私もサンディのデザインが好き。
なんというのでしょうか。
正統派、かつキャラクターをしっかり衣装で表現するところ、
そして見た目にもおしゃれなところ、
かといって奇抜でもなく、衣装がでしゃばりすぎる、
というわけでもないという、
現代に生きる最高峰の衣装デザイナーだと思います。

そして「キャロル」の衣装ですが、
見どころ満載。
時代は1950年代なので、
現代の洋服のスタイルが完成されたころ。
キャロルを演じるケイト・ブランシェットのスタイルは完璧を絵に描いたよう。

この最初に出てくるシーンをよく見てください。
帽子とスカーフと口紅とネイルの色が全部ぴったりそろっています。
そして、多くがスーツまたはドレス。
これをおさえるとおしゃれに見えるというのは、
今でも同じです。
このポイントに関しては、今も全く変わっていません。

対する、ルーニー・マーラは、
垢ぬけない若い女の子として出てきます。
だから、寒いから帽子かぶってます、みたいな感じで、
チェックのマフラーに、また違う色のチェックの帽子をあわせたりしています。
けれども、物語の後半になると、
おしゃれなキャロルと出会ったことによって、
洗練された、おしゃれな女子に変身してあらわれるのです。
(素敵に変わって街を歩くシーンでは、
ジャケット、スカートのチェック、靴、バッグのエンジの色がびしっと統一されています)


私たちの多くが、このルーニー・マーラの演じた垢ぬけない女の子。
まだ本当のおしゃれを知らないのね、
という感じ。

やはり何事も基礎が大事。
基礎をおさえなければ、はずすこともできませんから。

サンディ・パウエルとルーニー・マーラはアカデミー賞、とりそうです。
クラッシックなおしゃれを知りたい方は、ぜひ見てみてください。
学ぶところ多し、です。



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