2016年1月30日土曜日

システムから抜けても平気

「東大話法」で有名な安冨先生のインタビュー記事が面白いです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47501
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47518

要約すると、「システムから抜ければ?」という話。
私がずっと前から言っていることと同じ。

私は男については別に何も言ってきませんでしたら、
考えたら、もっと締め付けはきつく、
しかも社会的な立場を失うのは恐ろしいはず。
「立場」という概念が日本語にしかないということは、
知りませんでした。

システムが要求するような理想のスタイルを実現できるのは、
限られた人だけ。
なぜならその席は限られているから。
夫婦と子供2人で、夫と妻は正社員で働き、
郊外に戸建ての一軒家があり、
子供は二人とも大学へ進学する予定、
なんていうファミリーは、もうほとんどいません。
実現不可能。

そして、その実現不可能な「幸せ」をシステムが要求します。

ここで二重の苦しみが生まれます。
なぜなら、もともと席は用意されていないので、
その席につけない人が多数出現すること。
女性の非正規雇用は6割を超えているのですから、
半分以上がそうであるということ。

そして何より、
このシステムが要求する「幸せ」のスタイルを実現できたところで、
個人が幸せだとは限らない、
ということです。

だけれども、いまだにこの幻を多くの媒体がおしつけてくる。
そして、そうでなければいけないと考える人たちもたくさんいます。

安冨先生は、女の服装を着ることで、システムのルールから外れたわけだけれども、
その方法は人それぞれであり、
いろいろなことが可能です。
ただし、前提条件として、
システムから外れてもいいんだと決意を固めなければなりません。

決意を固めたら、
そのときから、システムが示す「幸せ」は、望む「幸せ」ではありません。
どうしたいのか、
どうなったら幸せなのかは、
常に自問自答しなければいけません。
その作業は必須です。
そこには勇気が必要です。

多くの人が動けないのは、
システムから外れているにもかかわらず、
それを認めていないから。
認めないので先へ進めない。
次にどうしたらいいかわからない。
動かないから、次の一歩は見えてこない。

何が好きかわからないとよく言いますが、
動かなければ、何が好きかなんてわかりません。
そして動かなければ、
その動かなかった時間、
年をとっていきます。

システムから抜けても平気です。
逆に、システムにしがみつくほうが危険です。
そろそろ多くの人が気づいてもいいころだと思いますが、
いかが?

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