2016年1月20日水曜日

メリハリをつけるという練習

おしゃれの続きの話ですが、
いつメリハリをつけようか、
という問題が出てきています。

今、多くの人が会社、または仕事場と家を行ったり来たりするだけの毎日で、
休日は車で大型スーパーにお買い物へ行ったり、
シネコンで映画を見たり、みたいな感じだろうと思います。
それでも都会はあれやこれや遊びに行くところがあるけれど、
ちょっと郊外、そして地方だと、行くところがないという話を聞きます。
例えば、デートが回転寿司みたいな、そんな感じ。

そうなると、
ハレの日の服なんていりません、ということになる。

そういう私もひとのことは言えなくて、
放っておくと、すぐ引きこもり気味になるし、
特に最近、都会が苦手なので、
いつでもどうでもいい格好になりがちです。

そんなフラットな日常の中で、
いつ、ちょっと格好つけてお出かけしようか、ということになります。
これは自分でその機会を作らなければなりません。

考えられるのは、まずはパーティーや宴会。
まあ、パーティーなんていうのはごくたまにしかないし、
ましてや自分で主催するなんていうのはほとんどないでしょうから、
これはちょっと除外。
日常とパーティーのあいだぐらいで、
少しおめかしするところが望ましい。

例えば、ファミレスではなくて、予約していくようなレストラン、
美術館や、それに付随するカフェ、
そして最後に劇場やライブハウス。

ヨーロッパなんか行くと、
小さな町にも、小さいながらも立派な造りの劇場があって、
ああいうところだったら、
誰もがおめかししたい気分になるな、と思います。
日本の劇場だと、なかなかああはならないけれども、
それでも行ってみたら、少しはおめかししたい気分にはなる。

実は、先週、うちの近所にある湘南台文化センターという、
私の好きな素敵なホールであった、オペラのレクチャーつきコンサートに行ってきました。
最初は、近所なんで、
服も買い物と同じでいいや、と思ったのです。
だけれども、チケットを買いにホールの入口まで行ってみたら、
やっぱり寒いけど、ダウンはやめてウールのコートにしようとか、
ワンピースにしようとか、思い直したのでした。
そして当日、いつもはつけないジュエリーなんぞつけたりして行ったところ、
やはりそれで正解。
席は一番前だし、
両隣のおばさまたちも、
ゴージャスまではいかないけれども、ちょっとおめかしした、みたいな感じでしたから、
ここはダウンコートにジーンズではなくてよかった。
(そうそう、そこで西村悟さんという素敵なテノールの方の歌声を聞いて、
オペラに目覚めてしまったのでした。よかったです、はい)

どんなに近所でも、ここは劇場。
日常ではないのです。
知ってたけれども、忘れていました。

そういう機会は、
自分で作らないとありません。
ブランド物のバッグを持って歩けとか、
そういうのじゃなくて、
自分で工夫して、日常ではないおしゃれをしてみる。
そんな機会を持つことも、
おしゃれの練習だと思います。



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