2016年1月2日土曜日

そんなのモデルにしてもしょうがないの。

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1990年代、OECD加盟国34カ国中、日本のGDPは3位まで上昇しました。
そのちょうど同じころ、
表参道あたりでは、
そのシーズンにランウェイで発表されたばかりのスタイルを、
20代、30代の男女が着て、実際に歩いていました。
ただ、そういった、いわゆるパリ・コレクションで発表されるようなものを
そのまま着るのは、
いわゆる「モード」が好きなアパレル関係者や、ファッション学校の学生がメインで、
その他、一般の人たちは、さほどそれらに興味はしめしていませんでした。
ただ、そのころから、バッグだけはヴィトンを持っていましたが。

先日、発表されたOECD加盟国中の日本の一人あたりのGDPは27位です。
それなのに、です。
ファッション誌は、あのころ以上に、ハイブランドの商品や「セレブ」であふれています。
もはや、経済大国などとは、口が滑っても言えないのに。

同じ1990年代、
派遣社員というのは、ごく一部でした。
アパレル業界でさえ、そんな人を見たことはありませんでした。
大体、構成員は学生のアルバイト、または正社員です。
しかし、今や女性の非正規社員は6割を超えます。

女性の初婚年齢、離婚率、独身者の占める割合も90年代より上がっています。
だけれども、社会が示すロールモデルが、
いまだに、経済大国だったころの日本と変わりません。
もうそんなモデルになれるような立場の人、ほとんどいないのに。

もう既に正社員の席がないのです。
最初から椅子が用意されていないのです。
50歳で結婚していない男性は2割です。
5分の1は結婚しないという決断です。(理由はともあれ)
正社員もないの、結婚するつもりの男も減ったの、離婚もふえたの。

この社会が提示するロールモデルとのギャップが、不安を生みます。
不安なので、それを解消するために「女子力アップ」に励んだり、
コンカツパーティーに出たり、何かを一生懸命買ったり、
リア充をフェイスブックにアピールしたりします。
(企業はものやサービスを売りたいから、不安をあおるんだよ)

でも、もともとそんなモデルにはなれないのです、ほとんどの人が。
ファッション誌に出てくる、クリスマスに自分へのご褒美として、
100万以上もするようなジュエリーや時計を買える正社員の女性なんて、
ほとんど日本にはいないのです。
だって、そういう構造じゃないから。そういうシステムじゃないから。

外国に住んでみれば、
このギャップが見えてくるでしょうが、
内部にいて、日々そんな情報にばかり接していると、
なかなかそれに気づけません。

これは見えない大きな檻であり、鎖です。
この理想のイメージに縛られている限り、
ほとんどの人が幸せを感じることはできません。

今年も引き続き、社会構造の変化が進みます。
安泰だと思われていた企業の倒産、リストラもあるでしょう。

まずは自分の中の価値観を変えて、
ひとりひとりが自分の頭で、
他人とは比べない、自分なりの幸せについて考えていくことが大事だと思います。

最後に注意が。
「人生の目標は悟りを開くこと」などと言って、
そのほかの地球の生活がおろそかになり、
グラウンディングが全くできていない状態の人が、ときどきですが、います。
悟りを開くことが悪いとは言いませんが、
そんなのは、地球での生活がきちんとできるようになった後の人が言うことです。
「地球を癒したい」も同様。
地球を癒す前に自分を癒してください。
(その前に、選挙へ行きなさいよ。そんなこともできないで、地球なんて癒せませんから)

ぼけっとなんにも考えないで生きていても、
なんとかなる時代はもう終わったし、また当分の間、来ません。
次の時代を見据えて準備をしましょう。
今年もまだ、激動が続きます。

関係ないけど、当時と大学の学費も全然違う。
私、今でも覚えているんだけど、私が行った大学の学費、年間36万だったの。
「月3万でこれだけ授業受けられるなんて、安いよね」って言ったのを、
いまでも覚えています。

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