2015年12月10日木曜日

もうすぐセールの時期ですが

いわゆる普通のセールというものに行かなくなって、
もう何年にもなります。
わざわざ今の時期、セールに行かなくても、
アウトレットなんかに行けば、
いつでも値引きされたものが売っているから、
決まった期間に、せっつかれるようにして買い物する必要が、
なくなりました。

うちでファッション・レッスンを受けた方々も、
もうセールには行っていないと思います。
そんなふうに買い物する必要がなくなったはずだから。
(皆さん、一様に、たくさん買わなくなったとおっしゃいます)

それにしても、
この「新しさ」に価値を置くファッションのシステムは、なんともやるせないです。
10月に店頭に並んで、1月に半額ということは、
その新しさというのはせいぜい3カ月か4カ月。
半分はこの値段だったかと思うと、
つくづく変なシステムだなと思います。

服は生鮮食品と違って腐るわけでもないし、
家電製品のように、常に新しく進化するわけでもない。
それなのに、3、4カ月たつと、もう価値は半分とみなされます。
作っている側にいる者とすると、
これがとてもむなしいです。
このむなしい世界から抜け出せてよかった。

そんな中、
グッチ・グループの会長が、
アレッサンドロ・ミケーレのコレクションは、当分の間、
セールに出さないと発表しました。
それでいいんです。
誰かもっと早くそう言えばよかった。

新しさに価値をもたせる、
時期がきたら半額で売るという
悪のシステムを考え出したのは、
西洋のファッション・システムでしょうが、
今、彼らだって、そのループから抜け出せなくて苦しんでいるはずです。
いつからこうなんでしょう?
戦後なのは確かだろうけれど・・・。

構築的なワードローブを計画して、
ファッション全体の仕組みを知って、
予算の範囲内でお買い物するならば、
わざわざセールで買う必要はなくなります。
あおられて買うことはないです。

とにかく、今年もセールには行きません。

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