2015年11月29日日曜日

昔からトラッドが主流

いつの時代もOL向けファッション誌というものがあります。
そして、それに掲載されているスタイルは一種独特なのですが、
それは何なのかといったら、
分析することができます。

今の主流は、
トラッド+カジュアル(スポーツ、または作業着)+少しモード、です。

昔から、女子大生、またはOLと呼ばれる人たち向けのファッション誌は、
トラッドが主流でした。
アメリカ系ではラルフ・ローレンやブルックスブラザーズや、
フランス系ではオールド・イングランド、
イギリスだったらバーバリーなんかは、
わかりやすいトラッドのブランドです。
実際には、これらに似せたいろいろなナショナルブランドのものを着ていたのだろうと思います。

トラッドが核なので、
アイテムとしては、オックスフォード生地のボタンダウンシャツ、
紺色のブレザー、
プリーツスカート、
ひざ丈のタイトスカート、
チノパンツ(コットンパンツと呼ばれたもの)
Vネックやクルーネックのシャツ、
Vネックのベスト、
縄編みのセーター、
アウターとしてトレンチコート、
ピーコート、
ダッフルコート、など。

そこに最近、入り込んできたのは、
パーカーなどのスポーツウエア、
そしてジーンズなどの作業着系のアイテムです。

そして、これはここ数年の特徴ですが、
ここにモード系のブランドのバッグをあわせます。

例えば、サンローラン。
現在のサンローランは、コレクションを見ればわかりますが、
テイストとしては「ロック」です。
普通はトラッドにロックは入れられませんが、
モードを入れる、
特にバッグを入れるのが流行っているので、
ロックだろうがなんだろうが入れてしまうのが、
今のやり方です。
(以前、「サンローランはコンサバです!」とおっしゃっている方がいらっしゃいました。
たぶん、コレクションを見たことがないのでしょう。)

それと、昔のトラッドはハイヒールをあわせませんでした。
大体、フラットなローファーやレースアップ、
あわせても5センチヒールのパンプスでした。
しかし、今はここにハイヒールをあわせたようなスタイリングもよく見ます。
(といっても、雑誌に出ているだけで、実際はほとんどないでしょう)

ただこのトラッド、カジュアル、モードの割合が、
8:1:1の場合もあれば、
5:4:1の場合もあり、
それは決まりがありません。

シルエットは変わっていきますが、
主流がトラッドだということは、
あまり変わっていません。
それを理解すると、
コーディネイトの組み立て方もわかりやすくなるのではないかと思います。


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