2014年9月8日月曜日

流行の周回遅れ

きのう、あるセレクトショップの今年の秋冬に提案するコーディネイトをネットで見ました。
タイトスカート、
パンプス、
グレーのスウエットシャツ、
パールのネックレス。
これはね、
去年の気分のスタイリングです。
スウェットシャツをパールやらスカートとあわせたかったのは、
1年前の気分です。

私は去年の夏にオルタナティブのグレーのスウェットを買って、
去年の秋にグレーのスウェットにシルバーのパールというスタイルをよくしていました。
だって、それは去年の気分だったんです。

ただ、セレクトショップのディレクターが、
そんなに流行にうとい人だとは思えない。
ではどうして今年なのか?
それはつまり、去年は売るべきグレーのスウェットシャツがほとんどなかったからです。
作る側は遅れます。
多くのメーカーは後発組です。
先頭を見てから作り始めます。
だから、周回遅れです。
量販店に卸すメーカーは、周回遅れの人を見てから作り始めますから、
もっと遅れます。

ただ最近、インターネットが発達して、
情報が伝播する速度が上がったので、
この遅れはだいぶ縮まりました。
前は3年から4年あったけれど、今は2、3年。
スウェットなんていうものは、
昔からあるし、生産するのは簡単ですから、
この流れはあっという間に広がります。

流行が広がって、お年寄りと幼児が同じスタイルをし始めたら、
もう終わりです。
お店で言ったら、しまむらに並び始めたら終わりです。

スウェットシャツ、今年の秋冬はいっぱい出てきます。
もう流行ではなく、ふつうのもの。
スウェットとスニーカーとジーンズ。
なんだかそれって、
70年代の若者みたいです。

そこからどうやって抜けるか、
次はそれが問題になります。 

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