2014年9月24日水曜日

スタイリングは変わっていくもの

きのうはプラダのショーの細部を見ていました。
非常に凝ったブロケードと呼ばれる織物のシャツとスカートの上に、
学生が着るような黄色いニットのベストをあわせています。
これは、今までだったら、
「なんでそんなベスト着てるの?」
「寒いから、着てきちゃった」
というように、ひとこと言い訳が必要な組み合わせ。
足元のブーツからも、中途半端な長さのソックスをのぞかせています。

豪華な絹織物に平凡なニットのベスト、
ブーツからの中途半端なソックスは、
それまでだったら、
スタイリングしてはいけない組み合わせです。
しかし、ミウッチャ・プラダ先生は、
そんなことないです、これが新しいのです、と言います。

おしゃれに見えるスタイリングとは、
変わっていくものです。
それは近代のファッションの歴史がそうだからです。
基本的には、男性が着る服の取り入れから始まっています。
だからいつでも、
今までそういうふうには着なかった、
けれども、これからはそれでもOKです、
という新しい提案がなされていきます。

それまでは、
ドレスにスニーカーをあわせるのはいけませんというのがスタイリングのルールでした。
けれども、
誰か先頭を切る人が、
これは主にデザイナーなのですが、
それでよいと言えば、
次からはそうなります。
こうしてはいけないという禁忌は解禁されて、
幅が拡大していきます。
で、それをいち早く取り入れるのも、
おしゃれに見える一つの方法です。

これも詳しく書くと長くなりますから、
いつかおしゃれブログのほうに整理して書きます。

というわけで、この秋冬は、
(プラダは春夏なのですが)、
サボにソックスをあわせて、
美しい素材のブラウスやスカートにいきなりニットのベストを着ちゃう、
これがおしゃれに見えるのです。
勇気のある人はやってみてください。
(田舎ではやめたほうがいいかも・・・)


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