2014年9月20日土曜日

レザーは春夏物として発表される

ただいまミラノコレクション開催中ですが、
グッチ、プラダなど、70年代リバイバルなので、
レザーのコート、ジャケットなど、多数出しています。
表革もそうなのですが、スウェードも多いです。

日本人のイメージでは、
レザージャケットは、どちらかというと、秋から初冬のもの。
春がきた、レザーを着ようという感じではないし、
夏は暑すぎて、とてもじゃないけど着られません。
けれども、ヨーロッパの人たちにとって、
レザー・ジャケットは春夏のほうが気分なのかもしれません。
(ここら辺は、実際、住んでみたわけではないのでわかりませんが)

ところで、スウェードのジャケットやベスト、
日本でも70年代に流行ったと記憶しています。
子どものころ、友だちのお母さんがスウェードのジャケットを着ていたような記憶があります。
ただし、ご承知のように、スウェードは湿気に非常に弱い。
自分でちゃんとタンスにしまったつもりでも、
次のシーズンに出してみると、必ずカビています。
高温多湿の地帯では、スウェードは無理です。
それで、たぶん、エクセーヌというスウェードライクな合成皮革が開発されたと思います。

レザーのジャケットもコートも高額です。
ちょっとしたバッグと同じか、それ以上の値段です。
もちろん安価なものもありますが、安価なものはそれなりの質感です。
だとしたら、いっそのこと合成皮革のほうがいいのですが、
合成皮革もポリウレタン樹脂を使ったものは、
劣化が激しいので、結局、すぐ捨てることになります。

というわけで、このレザーブームが日本まで波及するかは、いささか疑問。
若者はそこそこ着るかな。
レザーのコートは、真冬は寒いだろうし、
ゴールデンウィークが過ぎたら暑すぎるだろうし、
高価な割には出番が少なそう。

ただ、車移動の人にはレザーはいいらしいので、
どこへでも車で出かける地方の人にはいいかもしれません。

ついでに、今回のグッチ、プリントが着物柄でした。
着物柄をアレンジしたというよりは、そのまま。
それをブラウスやドレスに仕立て直したという感じのものが多かった。
これまでいろいろなブランドが、
何度も日本の着物柄で何かを作ってみるのですが、
流行ったためしがありません。
日本の人は、このあからさまな日本風が好きではないようです。
マルジェラの足袋ブーツも日本ではいている人はついぞ見ませんでした。

私はここら辺、うまく日本人が取り入れたら素敵だと思うのですけれども・・・
というか、次回、ヨーロッパへ行く時は、
何かしら着物柄のものを持つか、着るかするつもりでいます。
まだ行く予定がないのが残念なのですが。

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