2014年9月12日金曜日

2015年の春夏コレクションが始まった

9月になると、もう次の年の春夏コレクションが発表されます。
今、ニューヨーク。
そこから、ロンドン、ミラノ、パリみたいな感じで移動。

ここのところ、ニューヨークコレクションを観察しているのですが、
来年の春夏も引き続き、フェミニンな傾向のものが多いです。
花柄も多いですが、全体が花びらのようにふんわりしていたり、
軽く薄い素材で幾重にも包まれているようなものも多いです。
包みたいので、スカート丈も長めが徐々に台頭。
だけれども、包むだけではなくて、どこかにぱっくりスリット、
つまり切れ目が入っています。
現在はニューヨークコレクション開催中ですが、
パリコレクションも同じような流れだと推測します。

で、流れは流れとしてあるのですが、
気になるのは日本の不景気。
経済指標からみると、97年以来の景気の落ち込みだそうですが、
私の感覚では、今まで生きてきた中で一番ひどい感じがします。
端的に言うと、服の動き、流れが止まった感じ。
消耗品とか、実用品は買うけれども、
それ以外はほとんど動いていない感じです。
だとすると、流行なんかどうでもよくなります。
その証拠に、トレンドに対する反応がすこぶる鈍いです。

思いだすのは私が94年にロンドンに行ったとき。
街行く人があまりにひどい格好なんで、心底驚きました。
あの状態が東京にも来るのでしょうか。
だとしたら、恐ろしい。
東京はかろうじて体面を維持するかもしれませんが、
地方はもうどうでもよくなるでしょう。

ファッションの流れの変化、そしてこの急激な不景気もあって、
私もファッションレッスンで教えている内容がちょっとずつ変わってきています。
少し先を見据えたワードローブ構築をしないといけませんから、
前よりもっと慎重に全体を計画しないとなりません。
以前よりずっとシビアになってきました。
だから、みんながショックで固まってしまうぐらい、シビアに構築するようにお伝えしています。
(その結果、余計な服を買わなくなりました、というご報告を多数いただいております)

日本のファッションも90年代がピークだったのかな。
20代がヨージやら、アルマーニやら、ヴィヴィアンやらを着て、
青山界隈を歩いていた時代が、
今では夢のようです。
私も20代でヨージの紺色のウールギャバのスーツを買って、
よく着ていました。
あのころは、年をとったら、もっとよくなると純粋に信じられましたけれど、
そうではなかった。
この先、逆転は起きるのか、沈没するのか、
神のみぞ知るです。

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