2014年8月28日木曜日

思い込み、信じ込みの体系

絵がうまい人が優れたデザイナーかどうか聞かれたら、
それは違うと、今なら断言できます。
今は、たくさんのデザイナーのデザイン画をネット上で見ることができますが、
彼らの絵は、いわゆるうまいというのとは違う。
デザイン画に必要なのは、うまいかどうかではなくて、
デザイン線や、細部がきちんと書きこまれていて、
全体のシルエットがわかることです。

ただ、ブンカみたいなところの先生には、
絵がうまい人が優れたデザイナーであるから、
絵がうまい子が優秀な生徒であるという、
変な信じ込みがあって、
絵がうまい子を優遇します。
けれども、その絵のうまさだって、
一般的な美術の世界での絵のうまさではなくて、
ブンカの先生がいいと思っているスタイルであるかどうかを見ているだけです。

その結果、どうなるか。
いくら学校では優秀だと言われた生徒でも、
いざ、実際に世の中でデザイナーとして活動しようとしても、
全然うまくいきません。
あの頃、優秀だと言われた子たちは、みんなどこへ行ってしまったんでしょうか?
装苑賞をとった人とかは、今ごろ何をしているの?

普通に考えてみればわかることですが、
絵がうまくかけることと、
いいデザインを思いつくこと、アイデアが豊富なことは、
全く別の才能です。
しかも学校は、いいデザインとか、アイデアの出し方については、
教えてくれない。
たぶん、教えられない。
先生もわからないから。

先生たちの持つ思い込み、信じ込みの体系は、
かくも間違った方向であるにもかかわらず、
それを同じように信じ込んでしまった生徒たちは、
同じ過ちを繰り返す、
または、その同じ思い込みから抜け出せません。

その思い込みは、新たな足かせとなって、
自由に動くことができなくなるばかりではなく、
自分の才能を発揮する力を奪います。

才能がないのではなくて、
与えられた思い込みの体系にとらわれて、
開花できないだけです。
そこから抜け出せれば、
花は開く。
少なくとも、自分の花は。

思い込み、信じ込みの体系でできた世の中ですから、
そこから抜け出すのは簡単なことではありませんが、
それに気づくだけでも大きいです。
気づくのがまず第一歩。

「成功」というのは、自分の可能性を100パーセント発揮することです。
それができるのなら、他人の評価なんて、どうだっていいじゃない?
評価しているその人も、
しょせん、思い込の体系にとらわれた人なんですから。
 
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