2014年8月12日火曜日

いつまでもあるとは限らない


数日前ですが、ディオールのデザイナーがラフ・シモンズから、
違う人に交代するというニュースがありました。
ラフ・シモンズにかわったのは、確か2012年なので、
2、3年での交代となります。
私はラフ・シモンズの新生ディオールの美しさにえらく感激していたので、
一体何がいけなかったの?という疑問だらけです。
正統的な美しさは、ここのところぴか一だったと思うのですが。

ただ、続かないには続かないなりの理由があるはず。
何かあるかなと考えてみたら、ちょっとだけ思い当たることがありました。
ディオール、何回か試着してみましたが、
どれもウエストが細い。
34号のジャケットのウエストは閉まりませんでした。
細いだけではなく、どれも長身の人向きのバランス。
つまり、モデル体型の人に向く服が多いな、という印象でした。
ということは、思ったほど、売れなかったのかも。

本当の理由はわかりませんが、
最近、デザイナーの交代が早いので、
この人のこのテイストが好き、いつか買おうと思っていても、
そのころはもうやってないかもしれません。
そう考えると、この先危なっかしいのが、
エディ・スリマンのサンローランと、アレキサンダー・ワンのバレンシアガあたりか・・・。
エディ・スリマンのサンローランも細いです。
革のバイカージャケットを着てみましたけど、ゆるみなく着るのがお勧めということで、
34号を着てみたら、ぴったりでした。
私の平らな体でぴったりということは、多くの人には小さすぎということ。
お店の人に、「こんなに細くて誰が買います?」と聞いたら、「細身の男性が買う」と言っていました。
もしかして、ここも、危ないかも・・・。

もちろん、シャネルのカール先生とか、長く続いている方もいらっしゃるのですが、
いつまでもあるとは限りません。
私が大好きだったロメオ・ジリも、
仕事をして、お金ができたらいいのを買おうと思っている間に、
なくなってしまいました。

人は、いろいろな理由をつけて、
そのときに欲しいと思ったものをあきらめたり、
行きたいところに行かなかったりします。
誰かと会いたいと思って、連絡をとっても、
忙しいという理由で断る人もたくさんいます。
けれども、次なんて、あるかどうかわかりません。
どれも限りがある。
どれも終わりが来る。
なくなってから、行けなくなってから、
会えなくなってから、
後悔しても、遅いです。
遅すぎです。
(私が好きなナスターシャ・キンスキーの「テス」という映画で、テスが最後に言うんだな。
It's too late.そういうことだな)

☆写真:もうそろそろいちじくの収穫。それにしても不穏な今朝の空。

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