2014年7月25日金曜日

ストーカー(前半)

映画シリーズが続いているので、ついでに「ストーカー」も。
私にとって「ストーカー」はタルコフスキーなのですが、
もうほとんどの方が知らないかもしれません。
「惑星ソラリス」と二本立てで、よく三鷹や三軒茶屋あたりで上映されていました。

まあ、しつこくつきまとわれているわけではないので、
完全な意味でのストーカーではないのですが、
夜中に家を襲撃されたので、ストーカーの一種だと考えていいと思います。

これは割と最近の話です。
突発性難聴からメニエール症候群になって、ひどいめまいが1カ月ほど続いていましたが、
それは薬でかなりよくなりました。
しかし、残ったのが耳の聞こえの悪さと、ずっと耳がふさがっている感じ。
メニエール症候群は難病に指定されていて、
有効な治療薬がありません。

そこでまず鍼治療を受けてみたのですが、
一瞬いいかなと思ったのですが、結果的には全然だめ。
しかも行ったところが、かなり偏った意見の持ち主の鍼灸師で、
女性はベジタリアンになるべきだとか、月経コントロールしろだとか、
髪の毛を染めるのも、パーマをかけるのもだめだとか、
一方的な意見を押しつける人だったので、途中から信頼する気持ちもなくなりました。

鍼治療はやめて、ほかに耳がよくなるために何かいい方法はないかと調べたら、
ヨガがいいらしいという記事を見つけました。
ちょうど同じ時期に、駅前のビルで新規にヨガ教室が始まるというチラシがうちに入ってきたので、
そこへ行ってみることにしました。

すると、そこのヨガ・ティーチャーは男性でした。
年のころは30代半ばでしょうか。
女性のほうがいいなと思ったのですが、行ける時間帯がぴったりなのは、
その人しかいなかったのです。
生徒は入れ替わり立ち替わりで違う人がいつも3名程度。
ときたま2人、そしてごくたまに私1人というときもありました。

生徒が私一人だけのときです。
そのヨガ・ティーチャーが、今度一緒に山登りをしようとか、どこへ行こうとか、
しつこく誘ってきました。
私は、「いいです、いいです。無理です。お断りします」と断りました。
ですが、生徒が私1人の日は、同じようにしつこく誘ってきます。
そのたびに適当に断り続けました。

いつもだったら、この時点でこの教室に行くのはやめているのですが、
このときは耳を治したいという、こちらの弱みがありました。
そのため、むげに断ることができなかったのです。
適当に断りつつ、教室が終わった後のお茶だけは付き合っていました。
(ほかの生徒さんもいました)

そんなあるとき、ここら辺では見慣れない、ちょっと変わった格好のお姉さまが教室にやって来ました。
今はあまり見ない茶髪の腰まで届く超ロングヘアで、
雰囲気もここら辺の感じではないですし、しゃべる言葉も関西弁です。
明らかに地元の人ではありませんでした。
その方は1度ふらっとやってきて、その後、2カ月ぐらい何の音沙汰もなかったのですが、
再びあらわれるようになり、そのあとはなぜか毎週来るようになりました。

彼女の様子を見ていると、何か変だなと思いました。
ほかの生徒はTシャツとジャージみたいなスタイルでヨガをしているのに、
彼女は胸元が深くあいているタンキニのトップスにレギンスのようなボトムです。
しかも、ヨガをしに来るのにフルメイク。
特にマスカラに特徴があり、明らかなぬり過ぎで、マスカラが黒くがびがびに固まっていました。
その姿でヨガ・ティーチャーの真正面に来るように場所をとります。
何か意図があるらしいとは思いましたが、よく知らない人ですし、
それ以上、どうとも思いませんでした。

一方、私は、ヨガである程度まではよくなったような気がしていましたが、
あるところからは何も変化がなく、ティーチャーがしつこいのもあって、
その日を限りに辞めようと思い、帰り際に次の予約はしないと告げました。

その夜です。
夜11時ごろでした。
うちのドアチャイムを鳴らす音がします。
モニターを見てみると、そこになぜかもう次は行かないとさっき告げたばかりのヨガ・ティーチャーがいます。
ヨガ・ティーチャーは以前、何回か私をうちまで車で送ってくれたことがあったので、
うちの場所を知っています。その程度までは信用していました。
私はもうお風呂に入って、パジャマ姿でしたが、
用事があるというので、仕方なく、玄関をあけてみました。
するとそこには、なんとその関西弁をしゃべる例の彼女が立っていました。
私はその二人を見ても、どういう意味か全くわかりませんでした。
そしてその後、とんでもない茶番劇がうちの前で繰り広げられることになるなど、
そのときは、ほんのかけらも思っていませんでした。

長くなったので後半に続きます。


☆「ファッション・レッスン」「インテグレート・ヒーリング」等、各種セッションのお知らせはこちらです。

★ こちらのブログおよびメールにて、個人的なご相談、ご質問は受け付けておりません。個人的なご質問、ご相談はセッションにてお願いいたします。