2014年6月26日木曜日

セール時期がどんどん早まっているような

今では、いつもどこかしらで何かのセールをやっているので、
わざわざ夏物セールとか、冬物セールなどで買う必要はないと思うのですが、
それでも、年々、セールが早く始まっているような気がします。
もう夏物はちょっとずつ、特にネットでは、セールが始まっています。

服も、重要と供給では供給過剰になっているのですが、
靴とバッグも余っているみたい。
みたいというのは、どこかに数量が出るわけではないので、
感覚なのですが、最近、靴、バッグのセールが目立ちます。

で、一番、値引きされちゃうのが、
クオリティもデザインもすばらしいので、そこそこお値段は高いのですが、
日本では全く知られていないインポート・ブランドのもの。
これはもうどうにもならないようです。

結局、今の消費は、クオリティでも、デザインでもなく、
「記号」なので、
知られていないブランドというのは、市場にとって致命的な欠点です。
なぜなら記号性が薄れるから。
記号として認識できないから。

でも有名じゃないからといって、
悪いわけでは決してないのです。
ちゃんとすぐれたところはあります。
だけれども、多くの人が見る目を養うのを怠ったので、
選ばれないんです。

でも、見る目を養うのを怠った人たちを悪く言うわけにもいきません。
だって、世の中、主にメディアですが、
そういう方向へ誘導しましたから。
簡単、わかりやすい、深く調べない、
見た目だけで判断すればいいという価値観にさらされ続けたので、
本当にそうだと思いこんでしまっただけ。
その結果、いいものをまじめに作っているブランドも、
見出されなくなってしまったわけです。

見る目がないので、仕方ないから、「セレブ」が選ぶものを選ぶ。
見る目を養わない方向に仕向けて、
その結果、答えを教えてくれる「セレブ」を同時に用意する。
この2つはセットです。
「セレブ」がどこのブランドの何を着ていたか知りたがるのは、
自分に見る目がないと認めている証拠。
これはファッションだけの問題じゃないですね。
だから、「偽者」が認められちゃったりする。
音楽も美術も文学も、全部そうでしょう。

(2000年ごろまでは、たとえばファッションアイコンとしてジェーン・バーキンや、
カトリーヌ・ドヌーブ、オードリー・ヘップバーンはよく登場してきましたが、
どこそこのブランドのいくらの何を着ているかなどは、情報として書かれていませんでした)

セールの時期は、ふだん見ないようなブランドも、
見たり、着たり、さわったりする機会があるでしょうから、
実際に試着してみるといいと思います。
その中には、あ、これだ、というものが混ざっていると思います。

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