2014年6月22日日曜日

お金とは交換しないもの

内田樹先生のご著書をただいま4冊読み終わりました。
今日はこれから本丸のレヴィナスに突入。
で、先生が繰り返し述べていらっしゃるのは、
お金が発生しないところのエネルギーの贈与、
そして、そのためのコミュニティー作りについてです。
で、その中でエネルギーでもモノでもやりとりしてしまおうよ、と。

多くの「気づいてしまった」人たちは、
けっこう前から似たようなことを言っています。
市場主義経済はもう限界、
だって、開拓すべきところがないんだから、
ずっと成長し続けるなんて幻想、
だったら、経済成長しない社会ではどうやったらいいか、
こんなオルタナティブな方法はいかがと、
提案しています。
その一つが内田先生が提案する贈与であるし、
ローカルでエネルギーを回そうという提案です。
で、私もこちらの皆様に賛成なので、
似たようなことを今までも書いてきたと思います。

そんな中、
「私、男の人、5人養えるの~」とおっしゃる、
40代半ばの奥様にお会いしました。
私はその5人の根拠が何だかわからなかったんで、
「何を根拠に5人養えるのですか?」とお伺いしたら、
「だって、年収1500万だも~ん」ということでした。
そこで私は、
「5人で1500万って、ちょっと足りなくない?」と聞いたら、
「だって、今、平均年収が200万でしょ、足りるわよ~」ということでした。
こういう人、まだいるんだ、
面白いねー、
バブルはまだ終わってないだねと、
心の中で思いながらお話を聞いていると、
iPadを取り出し、
「今からこれ、買おうと思うんだけど、この中でどの色がお勧めかしら~」と
定価788円のキャミソールのどの色がいいかと私に聞くので、
「年収1500万だったら、もっといいの買ってくださいよ」と言ったところ、
「でも~、私の何億も稼いでる彼とか、兆稼いでる彼とか、
みんな、着てるのは○ニクロよ~」ということで、
そのキャミソールを買うということでした。
確かに、私としゃべっているあいだ、
ずっと胸元からピンクのブラジャーの端の部分を出しっぱなしにしていたので、
そういう人にはこういうキャミソールがお似合いなのかもと思い、
そのはみ出していたブラと同じピンクのものを勧めておきました。

で、こういう方たちは実際います。
もちろん、贈与もローカルもノブレスオブリージュも、
フェアネスについても考えてはいません。
考えているほうが、むしろ少数派ですから。
彼女がこれだけ堂々としていられるのは、
私は今の世の中のメジャー路線を走っているのよ、
という自負があるからでしょう。

そこで考えました。
私がもし男だったら、
この人に養ってもらいたいだろうか、どうだろうかと。
答えはすぐ出てきました。
「悪いけど、
お断りだよ。
俺の魂、200万で買おうなんて、
まだ悪魔に魂を売るほど落ちぶれちゃいねーよ。
それにこっちだって、
選ぶ権利っていうもんがあるだろ?
お金だけが魅力の女なんて、
意味わかんねー。
はっきり言って、いらねー」
となります。
私は美しい人が好きですからね。
心と魂もね。
そして心も魂も、お金と交換はしませんよ。


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