2014年4月10日木曜日

ミウッチャ・プラダが言うことには


British VogueのFBに、ミウッチャ・プラダの言葉が出ていました。
ミウッチャ、いわく、

"I always wanted to be different. I always wanted to be first" - Miuccia Prada.

「いつも違っていたかった。いつもいちばん最初でいたかった」

これは、この前のノームコアとは全く逆の考え方です。
この考え方がなかったら、デザイナーは必要なくなります。
みんな同じでよかったら、それは工業製品で、
いつも同じものを作ればいいわけですから、
パターンも素材も作り方も色も同じを繰り返すのみになります。

どちらを目指すかは、それはその人の趣味と志向の問題なので、
どっちがいいとか悪いとかは言いません。
また、シチュエーションによっても違ってくるでしょう。

ただ、人間の顔や体型は人それぞれ違いますから、
すべて同じ基準に閉じ込めることはできませんし、
それを強制することもできません。
重要なのは、選べる自由です。

選ぶというのは感覚の問題だけではありません。
感覚だけにとらわれると、逆に危険です。
心地いい、気分がいい、楽だから、安いから、それだけを追求していくと、
それは単なる快楽主義者で、
他人の犠牲や、何か危険の上にそれが成り立っているとしたとしても、
それを考えることさえできません。
選択はもっと知的になされるべきです。 

違っているを選ぶのは知的な選択の結果です。
心地よさだけを求めていたら、そうはなりません。
「なんかいい感じがする」だけではそうはならない。
ここは、多くの人が勘違いしている点だと思います。

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