2014年3月3日月曜日

なぜか黄色

黄色いスカートは買わないなと思ったばかりなのですが、
なぜか今シーズン、黄色が目立ちます。
ディオールもプラダも黄色が出てきました。
ほかでもありました。
なぜ今、黄色?

もちろん、生地屋さんが黄色い生地を打ち出してきて、それを使ったとも考えられますし、
その生地屋さんは、予測会社のブックを見ながら、生地の色について検討しただろうから、
もとはそこから発信したとも考えられます。

ただ、誰かが発信しても、多くのデザイナーが使わなければ、
それは提案だけで終わるので、
こうして多くのデザイナーが同時に黄色を使うということは、
何か意味があるわけです。

日本に住んでいる人びとにとって、黄色と言えば、春の菜の花が一番思い浮かばれるのではないかと思いますが、
地域によってはそれが、黄色いひまわりだったり、黄色いバラかもしれません。
花の印象に限ってみると、花粉の色。

多くの文化で太陽は黄色で表現されますから、それはたぶん、太陽の色でもあります。
いずれにせよ、枯れていく色ではなくて、
生命力にあふれる、これから育っていく色です。

実際に黄色を着る人がふえるとは思えませんが、
その「黄色的なもの」は、どこかに波及していくでしょう。

子供はよく黄色を選びますし、黄色いものを着ています。
小学生の帽子や、ランドセルのカバー。
大人が黄色を身につけることで生まれてくる何か。
終わりではなく、始まりの何か。
そんなことを、今後、多くの人が感じてくるのだと思います。

☆写真:青空と河津桜。