2013年7月15日月曜日

服を見ると年代がわかってしまうわけ

よくメイクや髪形は、
自分が若くて輝いて時期(だと思っている)の影響をひきずって、
年をとっても変わらない人が多いと指摘されていますが、
ファッションにもその傾向があると思います。

たとえば、80年代後半から90年代にかけて流行した、
ヨージやギャルソンのファンだった人は、
いまだにその影を引きずって、
同じような色、シルエットの服を着ています。
あたかもそこだけが、1990年であるかのように。

これはどの年代でも多少はあることで、
今の30歳前後の人たちが好んでよく着ている、
化繊のシフォンのふわふわしたスカートに、
つけまつげのメイクも、
次の流れがくれば、その年代特有のテイストになります。

ただ、これをあまりにやり過ぎると、
やっぱり時代とずれてる服だなと見えるのですよね。
それがどんなに新しい服だとしても。

シルエットは毎年変わるものではなくて、
ある年代、それはだいたい14年ぐらいですが、で移り変わっていくので、
その年代にどっぷり入ってしまうと、
自分がそのときの影響を受けたまま服を選んでいるとは、
なかなか気づきません。

電車に乗って、いろいろな人を観察していると、
この見えないジェネレーションの区切りが見えてきて、
ああ、この人は90年代の人だなとかわかります。
エイジレスに見せるためには、
このジェネレーションの影響をこえるというのが重要ではないかなと思います。

ハイブランドのデザイナーが次々交代していくのも、
そういう理由からだと思います。
うわさでは、マーク・ジェイコブスがそろそろルイ・ヴィトンのディレクターをやめるらしいですが、
どうなんだろう?
カール・ラファーフェルドが シャネルにずっと君臨しているのは、
中のデザイナーをどんどんかえているからでしょうね、たぶん。

自分の若いころのデザイン、シルエットが好きなのはわかるけど、
そこそこにしておいたほうがいいよね、という話でした。