2017年6月27日火曜日

ブルック・シールズ


最近、ファッション関連でブルック・シールズに関する記事をよく見ます。
ブルック・シールズの着ていたドレスにインスパイアされたデザインとか、
それからカルバン・クラインの広告にまた出るとか出ないとか。
(ブルック・シールズはカルバン・クラインのジーンズの広告で有名)

ブルック・シールズ、少女のころは本当にかわいくて、
こんなかわいい人がこの世にいるのかしら?というほどで、
たぶん彼女以降、こんなかわいい美少女は出現していないと思います。
それはエル・ファニングとかの比じゃない。

けれどもブルックも大人になったら、
なぜかいかつい体格になってしまって、美少女の面影が薄れ、
だんだん映画にも出なくなり、今では忘れ去られた存在、という感じだったのですけれども、
最近、復活してきました。

久々にブルックの写真を見たら、素敵ではないですか。
年を取って、少しやせてやつれた感じが、あのはかなげな美少女のころとは違った美しさで、
(もちろん写真の撮り方のせいもあると思いますが)
これからどんどん出てきてほしいなと思いました。

ジェニファー・コネリーもそうだけれども、
若いころ、美少女でならした人って、20代、30代はぱっとしなくて、
45歳過ぎたころからまたぐっとよくなって、
ハイブランドの広告に出てきたりします。
(もちろん痩せてから、ですけれども)

彼女らでさえ、美しいだけじゃだめで、
20代、30代の経験という裏打ちが45歳過ぎたころからしっかりしてきて、
表面が崩れないというか、風雨に打たれても大丈夫、みたいな感じになる。

日本でも年を取ってから素敵になる女優さんがまれにいらっしゃいますが、
そういう方はやっぱり素敵。
美容とおしゃれだけにかまけてたわけじゃないってわかる人のほうが、それは素敵ですって。

日本のファッション誌に興味がなくなってしまったのは、
美容とおしゃれにかまけてたって、素敵にはならないって、
いつのころか気づいてしまったせいかもしれません。
それは本当にそのとおりなのでね。

☆写真:ブルック・シールズといえば「プリティベビー」だよ。ルイ・マルだよーー!



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※ただいまアマゾンさん、その他ネット書店に在庫がありません。書店にはまだあるかも・・・
次ができ上がるまでしばしお待ちを。























2017年6月26日月曜日

グラストンベリー

朝からコービンのグラストンベリーでの演説を聞いていました。

グラストンベリーへは1度行きました。
オックスフォードからバスを乗り継いで、
最後の乗り継ぎのバスステーションでバスを待っていたら、
同じようにバスを待っているお年寄りの夫婦に、
「遠くところからよく来たわね~」と目を細めて言われたりして、
おりるべきバス停で降りて、
いつものようにどっちへ行ったらいいのかわからず、地図を見ていると、
大体親切なジェントルマンが道を教えてくれることになっていて、
そのジェントルマンは「日本にいたことがある」と言って、
「どうして」と聞いたら、「海軍だったから」ということで、
イギリスの海軍って日本にいるのかしらとか疑問に思いつつも、
行きたいところへはすぐについてしまって、
そこはフランス人のマダムとパートナーのイギリス人女性が経営している
元修道院の宿舎かなんかだった女子向けのB&B。
マダムがフランス人なんで、フランス語であいさつするとたいそうお喜びになって、
コッツウォルズはスノビッシュね、サマーセットのほうがいいわ、などと言い、
ちょっと街を見てくるわってことで街へ出ると、
なんだかラベンダー色のものを着ている人が多いのでした。

なんでグラストンベリーなんかへ行ったかというと、
チャリスウェルがあるお庭を見たかったからなんですけれども。
ジョン・レノンがイマジンを作ったというそのお庭は、天国のようでした。

コービンが読んだシェリーの詩と、
グラストンベリーと、
ラベンダー色の服と
フランス人マダムとそのパートナーと、
チャリスウェルで咲いていたスイセンと、
そんなことがいっしょくたに思い出されたという、
ただそれだけのことです。



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2017年6月25日日曜日

どこの国でも理想は理想

なぜかわかりませんが、
外国在住や、外国に住んでいたことのあるクライアントさんが結構多くて、
そういう方がいらっしゃるたびに、実際どんな感じなのかお話を伺います。
私は外国に住んだことはないので、こういうときに聞いておかなくちゃ、です。

きのうは実際、イタリアはどうなのかというお話をうかがって、
「イタリアの女性はマンマになっちゃうとね~」ということで、
どうやら母親になると人が変わってしまうらしいです。

では女性としての理想(仕事、ライフスタイル、パートナーシップなど)を体現している
ヨーロッパの国はないのかしら?という話になって、
北欧はわからないけれども、どうなのかしら、というところで終わりました。

こちらの方面はよいけれども、あちらはだめみたいな、
全部が理想に近いところはないようです。

日本も理想に近づくには100年あっても足りないねということで話は終わり、
なかなか道は険しいです。
私が生きている間には、全然たどり着けないでしょう。

そんな中でどうするかは、個々人の問題です。

ファッションも常に理想を提示しますけれども、
それに対してどうするかは個人の問題で、
だからどうこうというわけでもないです。

だけれども、残るのはその理想。
そして思い返すのも、その理想でしょう。


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2017年6月24日土曜日

文字をグラフィックとして使うデザイン

例えば英語やフランス語などの単語もしくは文章を
グラフィックとして使ったTシャツなんかはたくさんあって、
日本では多くの人が着ています。
で、あれは意味がわからないから、多くの人が平然と着ていると思うのですが、
もし意味がわかったら、それでも素敵なのでしょうか。そして着るのでしょうか。
これはいつも疑問に思います。

ひらがなだって、カタカナだって、グラフィックなデザインとして使えますが、
けれどもこれは流行らない。
ブランド名でもだめだと思います。
幾らルイ・ヴィトンやシャネルがいいからって、
バッグにカタカナで「シャネル」とか「ヴィトン」とかでかでかと書かれていたら、
それは買うのかしら?買わないでしょ。

古い書なんかを見ていると、
漢字もカタカナも非常に美しいグラフィックだとわかりますが、
でもそれが書かれた服を着るのだろうかと、
ときたま疑問に思います。

それで、きのうヨウジ・ヤマモトの2018年春夏のメンズコレクションを見ていたのですが、
日本語(その他の言語)がグラフィックとして使われていて、
ジャケットにゴシック体で「着る服 ないの」とか書かれていました。
ここまでは、まあありかなと思ったのですが・・・
どんどん見ていったら、とても素敵なブルーとグリーンのヴェルヴェットのスーツが出てきて、
素材が本当に素晴らしいのですけれども、
よく見るとそこには「下流老人」と書かれているのです。

なぜこんなに美しいヴェルヴェットの上に「下流老人」って入れてしまうのか。
どうして?どうして?
ついでに、ネクタイには「南無阿弥陀仏」と書いてある・・・うーん、浄土真宗?

やっぱり私たちは意味がわからないから
文字グラフィックのものを着ているのだと思いました。
思うというか、確信した。
(じゃあ、「大金持ち」だったらよかったのか?
それでも着ないと思うな・・・)

「下流老人」に打ちのめされたので、
今、アン・ドゥムルメステール(デザイナーはセバスチャン・ムニエ)を見ました。
心底ほっとした。癒された。
インスピレーションのもとはローバート・メープルソープだそうで、
あ、だからパティ・スミスみたいなのねと、そうなります。
(ロバート・メープルソープはゲイだけれども、若いころパティ・スミスと同棲していて、
非常に影響を受けています。
ファッションを読み説くときは、メープルソープって言ったら、パティ・スミスってすぐつながらないと、
意味がわからないのよ)

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2017年6月23日金曜日

センスだけでもだめです

おとといのヴァレンティノのメンズのショーについてのVogueの解説を読んでいたら、
ピエールパオロはユング心理学の本を読んでいて、
無意識とアーキタイプ(元型)について考えていると書いてありました。

ヴァレンティノはマリアが抜ける前からいろいろなシンボルが刺繍されたドレスなんかが出ていて、
まあ、イタリアですから「象徴の森」みたいなところに住んでいるわけで、
考えなくてもそういうものに接する機会は多くて、
自然とそうなることもあるだろうけれど、
それでもちゃんと勉強しているわけです、デザインする側が。

なぜかというと、
自分の作品をマスターピースにしたいから。
情報として消費されたくないから。

なんか多くの方が例えばデザイナーなんかは、
単にセンスがいいからやっていると思っているようですが、
センスがあるだけじゃだめで、すごく努力も勉強もしています。
単なるセンスだと、いっときはそれでいいかもしれないけれど、
長もちしない。
一過性になってしまって、流行りが過ぎれば忘れ去られてしまいます。
一瞬売上げを上げるためだったらそれでもいいかもしれない。
けれども、みんなアーティストなんで、そんなことのためにはやっていないです。

そして受け取る側も同じだけ勉強していないと、これもまた理解できないです。
ピエールパオロが「アーキタイプ」って言ったら、
そうだよね、アーキタイプ、重要だよねってならないとだめ。
つまりファッションを理解するにもセンスだけじゃだめということです。


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2017年6月22日木曜日

自分で洗濯はエコ

グーグルの例のファッションのデータベースを見ていたら、
ファストファッションの項目がありました。
世界の認識はこのとおり。
そのコストは誰が担っているの?かという話です。

その中で、ドライクリーニングはやめて自分で洗濯をという話もありました。
そうでした、そうでした。
ドライクリーニングに出して石油系の洗剤で洗うよりも、
自分で手洗いしたほうが環境汚染が少なくすむのです。

私はあのドライクリーニングに出した後の独特の感じが嫌なのと、
一度、ドライクリーニング工場を見学して、実態を見てしまったので、
自分では洗えないと判断したジャケットやコート類以外は
ドライクリーニングに出さないのですが、
それが結局はエコにつながっていたと知って、安心したのでした。

前に1度書きましたが、アパレルメーカーは少しでも洗うと変化が起こるリスクがあるとわかったら、
すべてドライ表示にします。
実際は自分で洗濯しても大丈夫なものでもそうです。
だからかなりのものがドライという表示があったとしても、自分で洗えます。
中でもシルクや麻は自分で洗えるものです。
逆にレーヨン100パーセントのものは自分で水洗いすると縮んでしまうので、
レーヨンは自分で洗わないほうがいいでしょう。何かと混紡だったら、可能なものもあります。
ただしどんな繊維でもそうですが、やってみないとわかりません。
だから、絶対に大丈夫とは言えませんので、とにかくまずは試してみることをお勧めします。

関係ないですが、昨夜、ヴァレンティノのメンズのショーがあって、さっき見たのですけれども、
ゴージャスな体操着でした。
実は私は、本のイラストでメンズのデザインを描いた後、自分でそれを見て、
めちゃくちゃ体操着じゃないかと、自分で思ったのですけれども、
今日のヴァレンティノを見て安心しました。体操着でOKですとも。
しかし、大衆にこの体操着が流行るのも3,4年後になるでしょう。
それまでは一部のおしゃれな人だけが着るぐらいかな。あとはミュージシャンとか。
とにかくたくさんの人が着るのはもうちょっと先でしょうね。


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2017年6月21日水曜日

夏至


シェイクスピアの「真夏の夜の夢」は、
夏至のお話です。
妖精のお祭り。
日本は梅雨に入ってしまうので、
美しい夏の光はそろそろ終わり。
ここから太陽は傾き、
昼は短くなります。

天気がいい日には真っ白な服でも着てお出かけを。
そして曇りや雨の日には、
憂鬱な気分を吹き飛ばすようなヴィヴィッドな色を。
これから梅雨明けまでの期間、
そんなふうに過ごすのがよいのではないでしょうか。

☆写真:夏至のうちの庭。前のカメラが壊れてしまって、やはり今のは使いにくく・・・。しかしニコンさんは後継機種を発売していないので、どうしようかな。

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